先日、以前私からパワーストーンのブレスレットを購入した方から連絡が入りました。その方は、ブレスレットをお店に忘れてしまい、1か月後に取りに行ったというのです。そして、このまま今までのように身に付けて良いのか、気になって私にブレスレットの画像を送信してきたのです。こういった連絡は時々あります。よくあるのは、私から購入したパワーストーンの原石やブレスレットを落としてしまい、“かけてしまった”と言うケースです。私はこのような場合、まずはパワーストーンの中に、おかしなものが入り込んでいないかを確認します。たとえば私が皆さんにお渡ししているパワーストーンは石の波動が持ち主の波長に合うものを選んでいます。そうすることによって、本来なら持ち主が受けてしまう霊障などを、パワーストーンがブロックしたり、吸収して消化してくれるからです。ただその際に、吸収した霊体や念がパワーストーンの中に消化しきれずにとどまってしまうことがあるのです。そうなると邪悪な不浄霊などがとどまっているブレスレットを左手に付けることは、その霊の影響を自ら体に浸透させていることになります。これではブレスをすることは効果が出ないばかりか、逆効果になります。ですからそういった場合は、“すぐにパワーストーンは処理してください”とお伝えしています。具体的には「感謝の気持ちを込めて、土に埋めるとか、川や海へ流してください」とお願いします。パワーストーンは元々、自然の中で長い時間をかけて生成されたものです。ですから役目が終わったものは、また生まれ故郷の自然へ返すことが、最も良い処分方法です。

 私はこの方のプレスレットを見て驚きました。それは、霊体が留まっていることはありませんでしたが、1か月間、お店に置いているうちに、かなりの人たちが、このブレスをベタベタと触りまくり腕に着けていたのです。その人たちの念がこのブレスレットには残っていましたから、私から見るとかなり汚れた状態だと感じたのです。これは霊体がとどまるよりはマシですが、それにして良い状態ではありません。結局この方はブレスレットを新しいものに買い替えました。

 

人の念は人にも物にも移ります。たまに「日本人形の髪の毛が伸びた」とか「人形が瞳から涙をこぼした」という話を耳にします。これらは霊体の影響もありますが、生きている人間の念によって引き起こされることもあります。以前このブログで私が大学生の時に、まったく見に覚えのない油絵が、私の住まいに置かれていた話を書きました。その絵はキリストが“いばらの冠”をかぶって、ゴルゴタの丘で十字架にかけられている絵でした。立派な額に収まったリアルに描写された絵でした。そして持ち主のまったく分からないこの絵が室内に置かれてから、毎日、不吉な悪い出来事ばかりが起きたのです。私は1週間も経たないうちに我慢できなくなって教会へ絵を持ち込んで神父さんに預かってもらいました。そしてこの絵を教会に預けたとたんに心身が軽くなって、いつものペースで暮らすことが出来たのをよく覚えています。

 他にも出張鑑定で出かけたお宅で、その家に不幸や災いをもたらしている元凶になっているものを見つけて処分したことは数多くあります。ですから私は人から、その人や誰かの使った持ち物をもらうことはありません。それは私のように霊的な間口が開いている人間からすると、非常にリスクを伴います。率直に言えば、“どんな念がこもっているか分からない”からです。

 私もパワーストーンのブレスレットは、状況に応じて1本や2連で左手に付けて出かけることがあります。私は引き込むパワーが強いのでそれを防ぐために、“21ミリ玉”という非常に大粒の丸玉のブレスレットをしています。そのまま外すのを忘れて外で食事などをしていると、珍しいものですので「見せてほしい」と言ってくる人が時々います。本音は拒否したいのですが、それも大人気ないと思い、普通に左手から外して見せています。すると何人かは、手に取って「重いですね」とか「パワーを感じます」と、思い思いの感想を述べます。私はそのあと、できる限り早く帰宅して、家に着くなり、何分間も流水を流して、納得がいくまで付いた念を祓います。皆さんも自分を守るためにパワーストーンのブレスをしている人は特に、大切なお守りですから、できるだけ他人には触らせないようにした方が良いです。もし、触られたときには、私のように速やかに着いた念は落としてください。誰かが触ったり身につけたブレスレットは、明らかに違和感を感じさせるものになっています。それを付けていると何かリズムが狂う感じがするのです。

 


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