今回で、このブログも「1000回目」になります。自分でもよく続いたと思います。このブログを始めたきっかけは、皆さんからのご相談にあります。私はお盆も正月休みもなく1年中休みなく皆さんのご相談にお答えしています。ホームページを開設したのが、2003年5月30日です。そこから起算しても19年間、霊障で倒れていた半年間を除いて、毎日さまざまな相談にお答えしてきました。それは「霊の問題」に限らず、「仕事のこと」「恋愛のこと」健康のこと」「お金のこと」「受験のこと」「就職のこと」「オリンピックのこと」「社会のこと」「政治のこと」「経済のこと」「スポーツのこと」「芸術のこと」「地震のこと」「コロナのこと」「ウクライナのこと」まだまだたくさんお答えしてきました。それは人の悩みはそれだけ“枚挙にいとまがない”ということです。そしてお金を支払っても相談したいと悩んでいる方は、それは本人にとっては“切実な問題を抱えている”ということです。ときどき恐縮して、
「お忙しい時に、こんなくだらない相談で申し訳ないのですが…」
と前置きをする人がいます。しかし、私に相談した問題が、どのような内容であれ、本人にとっては“真剣な悩み”であることを私はよく分かっています。ですから私も精一杯真剣に観ています。そしてどのように進むことがその人にとっての最善になるのか、霊視で観えた情報を言葉や文字に置き換えて皆さんにお伝えしています。
その中で霊の問題は、非常に理不尽に本人に降りかかります。普通は、今自分が厳しい現実に直面しているのは、自分の生き方(=考え方や行動)に何かその原因があるからです。しかし霊の問題は、自分や家族に何ら落ち度が無くても、ご先祖が正しく誠実に生きてきたとしても、災いは降りかかります。不浄霊と自分の霊的な波長が合ってしまえば、霊とつながることになります。その結果、霊の憑依を受けたり、悪影響を受けて人生の足を引っ張られるのです。しかし、厳しい現実の中で、歯を食いしばって頑張って生きている人は、その責任を他者へ転換しません。
“いったい自分のどこがいけなかったのか”
苦しい現実に直面しながら、さらに自分を責め続けるのです。私から見れば、あなたも家族もご先祖も何一つ悪いことはしていません。しかし、
“原因があるから結果がある”
と考えるなら、不幸な人生になってしまった理由は、自分や家族や先祖が何か間違ったことをしていた結果になります。私はそうやって自分を責めて苦しんでいる皆さんに声を大にして言いたいのです。
「常に理由や原因によって結果が作られるのではなく、“結果”が単にそうなるように理由や原因をピックアップしていることもあるのです」と。
特に霊の世界は時間が“時系列”に進んでいません。ですから理由より先に、理不尽な結果が訪れることもあるのです。
そして霊の世界は普通の人には“目に見えない世界”です。それを良いことに、まったくあり得ないことを理由にして、高額な代金を得ている“自称霊能者”がこの世界には数多くはびこっています。悪徳商法をしている“インチキ霊能者”です。私はそんな詐欺師に騙されて、高額の料金を請求されたり、死を予言されて、高額の壺や石やお札を勧められて、悩んでいる方からしばしば相談を受けます。先日、悪霊に憑かれているからと言われて、何百万円という除霊代金の支払いに苦しんでいた方は、私が観て霊は1体も憑いていませんでした。そのようなことがあるたびに、私は霊の世界について、
「皆さんに広く正しい知識を身に付けていただきたい」
と思うのです。そして私が拙い言葉で説明するよりも、私の実体験を公開していくことで、霊や霊にまつわる世界について、理解が深まっていくだろうと考えたのです。それが私がこのブログを始めたきっかけです。ですから私のブログは、画像もありませんし、コメントも受け付けていません。ブログの機能をまったく活用していないのです。そういった機能を活用すれば、ヒット数は増えていくのは分かっています。しかし、私がブログを始めた理由は、霊やそれにまつわる世界について私の体験を語ることです。営業や宣伝や利益を目的としたものではありません。ですから私の一方通行で良いのです。皆さんにこのブログを読んでいただいて
「へえ~ そんな世界もあるのか」
と思っていただければそれでよいのです。あとは毎日、霊の話ばかり読んでいても息苦しくなりますので、ときどき身近な話題なども取り入れて、楽しく読んでいただければよいと考えています。そうやってブログを始めて6年が経ちました。ありがたいことに今、このブログを書いている時点で「5435人」の方に、このブログをフォローしていただいています。画像もコメントもなしに、私の書いた文字だけのブログで、最高では1日に「9162人」の方に読んでいただいたのです。皆さん、本当にいつも応援いただきましてありがとうございます。(2)へ続く。