私のホームページのトップページでお知らせしていますが、今は8日間に及ぶ浄霊を実行しています。私は霊を祓うことを“除霊”と呼んでいます。そして霊を祓った上であの世まで押し上げることを除霊と区別して“浄霊”と呼んでいます。不浄霊によって霊障を受けているとき、それがご先祖の問題など強い因縁因果に起因するものでなければ、それを祓うこと=除霊によって問題を解決します。除霊はある意味、憑いている不浄霊との戦いになります。憑依している不浄霊は、こちらからどれだけお願いしても素直に出ていくものではありません。ですから私はお経やご真言などのマントラや、印や曼荼羅・パワーを武器に不浄霊と闘って退散させます。祓われた不浄霊はそのときに相当苦しい思いをして逃げ出しますから、普通は祓った後に戻ってくることはありません。しかし、憑依している理由に因縁因果が絡んでいる場合、祓われた不浄霊はまだ現世にとどまっていますので、時間が経つと憑いていた人のところにまた舞い戻ってくるのです。それは憑依する人をターゲットにして、恨みを晴らすために憑いているからです。そのような不浄霊は、憑依した後にまた自分が祓われて苦しみを味わうとしても、ターゲットの人生を破滅させたり、その一族の血を絶やすために、自分の苦しみをものともせずに何度でも憑依してくるのです。したがってこういった執拗に取り憑いてくる霊に対しては、祓うだけでなく、祓った上であの世まで押し上げます。あの世へ上がった霊は、現世に戻ることはできません。ですから霊障を受けていた人は、浄霊によって完全に霊の問題から解放されることになります。
浄霊によって迷っている霊をあの世へ上げることは、その霊にとっても良いことです。人の魂は肉体が亡くなったとは、しばらくは現世にとどまりますが、そこで自分の人生を総括した後、あの世へ上がります。そして生きていた時の記憶を消されてやがて来世へ生まれ変わります。いわゆる“輪廻転生”を繰り返します。それが魂の定めであり、正常なサイクルになります。ですから生きていた時に、如何に悲惨の人生を歩まされたとしても、その恩讐を越えて早くあの世へ上がることが、来世に生まれ変わって幸せな人生を生きるための早道になります。
ただ、恨みや憎しみの権化と化している魂はその思いを晴らすまでは現世を離れるつもりはありません。また、若くして亡くなった魂は、まだ家族や恋人・友人たちと離れたくないため、あの世へ上がる気はありません。ですからこれらの魂は、浄霊によってあの世へ上げようとすれば、激しく抵抗して現世にとどまり続けようとします。したがって浄霊を依頼した人や憑依している人や私にさまざまな妨害を繰り返して浄霊がスムーズに進まないようにしてきます。ですから浄霊を行う時は、私は憑依されている人や浄霊を依頼している人に毎回伝えています。
“今から浄霊が終了するまでの間は、思わぬ事故やトラブルが発生することがあります。くれぐれも慎重に過ごして、何か不安になったときにはすぐに家に戻ってください。家の中や布団の中の方が、外にいるよりもはるかに安心だからです”
そのように伝えて注意を促します。それは私が今までに百回以上も浄霊を行ってきた中で不可解な出来事が毎回のように起きてきたからです。今回の浄霊でも依頼者の男性は、浄霊が始まる直前に交通事故に遭っています。翌日の朝6時から浄霊を行うときに、前日の夕方に事故に遭っているのです。依頼者の車の2台前を走る車が走行中に人身事故を起こしました。そして急停車したその車に依頼者の前を走る車が衝突しました。依頼者の車も前の車に衝突しそうになり、左に急ハンドルを切って壁に衝突して難を逃れたのです。このような事例が枚挙にいとまがありません。(2)へ続く。