先日、怪奇現象が何度も報告されている場所に仕事で出かけてから、スマホの状態がおかしくなって、人の顔や手首の画像が画面に表示されると相談を受けました。この画像を見て気持ちが悪くなったため、消去しようとしてスマホの画像フォルダを確認しましたが、このような画像は一枚も入っていませんでした。しかし、スマホの画面を開いたときは、自分で撮影した記憶のないこれらの画像が確かに出てくるのです。そしてこのことが起きた後、親しい知り合いが手首に大けがを負ってしまったのです。そこでこの件は予知夢のように危険を知らせるためのものだったのか、或いはその場所にいる霊的な何かが写り込んでしまったのか、それが気になって私に相談されたのです。

 

心霊スポットをネットで検索すると、全国で不思議な怪奇現象が起きている場所がたくさん載っています。“心霊スポット”とは、Wikipediaによると、

「幽霊や妖怪の出現地、または超常現象が起こるなどとされる場所を指す」

と書かれています。

私がもし“心霊スポット”とは?と問われれば、

「不浄霊がたくさん集まっている場所」

と答えます。このブログを読んでいただいている皆さんは、霊現象が人それぞれで異なる霊的な波長が、同調する(=つながる)ことによって引き起こされていることはお分かりだと思います。心霊スポットと呼ばれる場所は、不浄霊がたくさん集まっていますから、そこにはさまざまな霊的波長が存在しています。つまり、自分の波長と合う不浄霊と同調する確率がかなりアップします。そこで波長が合えば、霊の影響を受けたり憑依されたりします。その結果、心霊スポットへ行くと霊障を受ける可能性が高くなるのです。

 

私はこのような仕事をしていますから、自分で望まなくても全国にある心霊スポットは概ね分かっています。このブログでも全国にある非常に危険な心霊スポットを何回も取り上げてきました。その中で今まで何となく取り上げる気持ちになれずにスルーしてきた心霊スポットで、最近、人骨が発見された記事を目にしたところがあります。非常に有名な心霊スポットといえば、私の伯母を含む162人が自衛隊機との空中衝突で亡くなった岩手県雫石町の「慰霊の森」があります。集団リンチ焼殺事件の舞台となった福岡県宮若市の「旧犬鳴トンネル」は映画にもなりました。そして今回紹介する北海道遠軽町と北見市を結ぶ「常紋トンネル」になります。ネット上のどのサイトでも、心霊スポットといえばこの3か所の名前は挙がっています。しかし、これらは本当に危ない場所ですから、興味本位で近づくことはやめてください。私も書いていてすでに嫌な感じがするのですが、覚悟を決めて今回は「常紋トンネル」について触れていきたいと思います。

 

常紋トンネルは、JR北海道石北本線の生田原駅と金華信号場の間にあります。金華信号場は、かつては金華駅という駅でしたが、2016年3月に旅客営業を廃止して信号場になりました。この辺りは常紋峠と呼ばれる標高347mの全く人気のない山中です。そのため1912年に始まった工事はとても難航して、全長507mのトンネルを掘るのに、丸3年を費やして1914年になってようやく開通したのです。ただ、この深い山奥の難工事は、一般の労働者とは異なる“タコ部屋労働”によって建設されたのです。このタコ部屋に収容された労働者は、わずかな食事だけを与えられて、辞めることも休むことも逃げることも許されずに、ほぼ監禁された状態で、倒れるまで強制的に働かされていたのです。(2)へ続く。

 


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