そして私は、この2つの心理的気質についての概念に、よくブログでも述べている「霊的間口の広さ」を重ねて見ています。霊的な間口の大きさは、その人の“霊感の強さ”に比例します。よく「霊感が強い」とか「霊感がない」というような言い方をします。それは霊感というアンテナの感度の良し悪しを指しているように聞こえます。しかし私のイメージは正確に言うと少し異なります。人の体には霊的なもの(霊体や念など)と同調したときにそれが入り込んでくる出入口(=霊的な間口)が付いています。この間口の中心に自分の霊的な波長があります。逆に見ると、自分の霊的な波長にはその周囲にそれを取り囲んでいる間口が付いているのです。

 

霊的な間口が大きければ、自分の波長と離れた波長を持つ霊体ともつながることができますから、霊体験をする頻度は高まります。逆に間口が狭ければ、自分の波長に合うか近い波長のものとしかつながることができませんから霊体験をすることはあまりありません。この間口は生まれた時から人によって大きさが異なります。そして霊体験をするごとに間口は広くなっていきます。

 

そして霊的な間口の広い人は単に霊体験をする頻度が高くなるだけでなく、相手の気持ちを感じ取る器もまた大きいのです。器が大きいということは入ってくる情報量もおのずと大量になります。そのため満員電車やデパ地下など、人混みには入れませんし、人が多くいるだけで体がフラフラしたり眩暈がします。そして極端に疲労します。それは自分が受け入れられる量を超えて大量の情報が一気に飛び込んでくるからです。その他にも間口の広い人は次のような特徴があります。

〇相手の言葉ではなく本音(本心)を感じ取ってしまう。

〇相手が隠している事実や嘘が何となく伝わってくる。

〇長距離の移動は土地の波動が変わるので体の負担になる。

〇出張や引っ越しで離れた場所へ行くとその土地に慣れるまでに時間がかかる。

〇人と接することが苦痛になるときがある。

〇何もしていないのにひどく暑さや寒さを感じたり、大量の汗をかくことがある。

〇食事やトイレ、眠ることを忘れていることがある。

〇凄惨な事故現場やひどい事件のニュースを見ると気持ちが悪くなる。

〇テレビの中の人物に同調して、喋る前に喋る言葉が聞こえてくることがある。

〇霊的にひどい状況の場所に行くと意識が飛んでしまうことがある。

〇怒りや憎しみのこもった強い言葉を聞くと、自分の気持ちや体調が悪くなる。

〇映画やテレビの暴力シーンが苦手である。

霊的な間口の広い人の特徴を思いつくままに列記しました。これを見ると、霊にかかわる問題以外は、エンパスやHSPと同じことがわかります。実際、自分を見た時に、私はエンパスにもHSPにも間口の広い人にもすべて該当しています。

 

私は何の前触れもなく、いきなり不快な場面が画面いっぱいに映し出されるテレビは苦手です。突然、目に飛び込んできた映像によって具合が悪くなったことは実際に何回もあります。エンパスやHSP、そして霊的な間口の広い人は、不快な場面を見ないようにするとか、危ない場所には近づかないようにするとか、危険な人物には近づかないようにするなど、自分を守るために注意して暮らさなければなりません。ですから私は、人と接触することのない自分の部屋に一人でずっと引きこもるとか、近くに誰もいない自然の中で一人でボーっとたたずんでいる時間が一番快適に思えるのです。

 

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