私は「輪廻転生」は行われていると考えています。私は除霊や浄霊で現世にとどまっている魂(=霊体)と対峙することがしばしばあります。人は本来は死んで肉体が無くなれば、身体を抜けた魂はしばらくは現世にとどまって自分の人生を総括します。そして自分の人生(=自分が生きた時間)がいったい何だったのか、その意味を理解して、あの世へ上がっていきます。あの世へ上がった魂は、生きていた時の記憶を消されて、やがて来世へ生まれ変わります。この生まれ替わりを何十回となく繰り返しながら自分の使命をまっとうしたり、自分に与えられた課題を克服して魂は成長していきます。

 

ただ、ときどき本来は消されたはずの過去世の記憶を持ったまま生まれてくる子供がいます。多くの場合、この記憶は自分の成長と共に薄れて行ってやがて忘れ去られます。しかし、子供の頃に鮮明に残っていた過去世の記憶を検証した結果、過去の事実とピッタリと符合したこともたくさんあります。そうなるとその事実は、「輪廻転生がもたらしたもの」と考えなければ整合性が取れなくなります。科学者がどれだけの理由を探して子供の記憶を説明するよりも、「輪廻転生をした時に過去世の記憶が残ってしまった」と考えた方が、話のつじつまが合うのです。

 

私は以前、たまたまテレビを付けた時にフジテレビ系列で放送されていた「奇跡体験!アンビリーバボー」を見ました。その中ではまさに前世の記憶を持って生れてきた男の子の話を取り上げていました。幼稚園児ぐらいの年齢の男の子が描いた絵画や話の内容はとてもリアルで子供の空想とは思えませんでした。そこでその子の両親や番組が男の子が話した内容を過去の出来事と照らし合わせた結果、ピッタリと事実と一致していたのです。

 

私の霊視サイトを運営している「株式会社マルス」(=マルスはドイツ語で火星のことです)では、以前は前世を感じ取れる「ダイスケ」に依頼して、前世診断のサイトを運営していました。(このサイトはダイスケが前世を見るときの消耗が激しいために、今は休止しています)そこでダイスケから前世で自分が生きていた場所と、その時の友人の名前を聞いた方が、実際にその場所へ足を運んだことがありました。そこでダイスケから聞いた前世の状況を頼りに、自分が生きていた痕跡を探したところ、自分が前世で生きていた時の名前と仲の良かった友人の名前が古い木造の建物の壁に刻まれていたのです。その方はその画像を撮って私に送信してきました。私がその古い画像を確認すると、確かにその方と同じ波長をその文字から感じたのです。

 

同じように輪廻転生が行われていることの証拠は、世界中で数多く見つかっています。今回はそんな話をいくつか紹介していきたいと思います。アメリカ生まれのルーク・リューマン君は、2歳になったころから母親に不思議なことを話し始めました。彼はお母さんに繰り返し、

「僕は女の子だった」

と言っていたのです。さらに自分の名前は”パム”(=パメラの愛称)で、黒い髪と黒い肌をしていたと言うのです。さらにシカゴにある高いビルが火事になり、高層階の窓から飛び降りて死んでしまったと話したのです。お母さんは最初はルーク君が作り話をしているだと思いましたが、あまりにも話が具体的だったので、過去の火災についての新聞記事を検索してみました。すると1993年にシカゴのパクストンホテルが火災に遭った記事を見つけました。そして、その火災では黒人女性のパメラ・ロビンソンさんが亡くなっていました。この状況はルーク君の話と一致していました。番組ではパメラ・ロビンソンさんを含む30代の黒人女性の写真を大量に用意して、この中で誰がパメラ・ロビンソンさんなのか、ルーク君に尋ねました。するとルーク君は見事にパメラ・ロビンソンさんを指差したのです。そして生前のパメラ・ロビンソンの趣味や好きなアーティストもルーク君と完全に一致していたのです。(2)へ続く。

 


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