今は6月11日のお昼前です。昨日・今日と朝から11時半まで祈祷を頼まれていました。それは依頼された方のお子さんが、大切な試験で力を発揮して良い結果を得るためのパワー送付です。昨日はそのあとで北関東の病院まで往復してきました。それは霊によって肉体に出た影響からなかなか覚醒できないお嬢さんにパワーを送り体を目覚めさせるために祈祷です。難しい病気で入院しているお嬢さんは、本来なら効果があるはずのステロイドも免疫グロブリン製剤もほとんど効きません。効果が無ければ医師は投与する薬の量を増やします。そうやって発熱を押さえることができたとしても、強い薬を大量に投与することはお嬢さんの体に大きな負担になります。このお嬢さんは元々霊的な間口が広いため、不浄霊の影響を受けやすいのです。しかも自分の波長に近いものに憑依されたため、除霊を行って何度か状況は好転しているのですが、しばらくするとまた憑依されていた時の状態に戻ってしまいます。元凶になっている不浄霊は祓っているのですが、肉体がそれに反応してこないのです。それには憑いた霊の波長が非常に近かったことと、入院した病院が非常に大きいため周囲に不浄霊が多いことなど、悪い条件が重なったことによります。
私はこの状況に際して最初は遠隔で何度もパワーを送りましたが、一進一退を繰り返してなかなかスッキリと快方へ向かいません。そこで遠隔をやめて、直接パワーを送るために病院まで行くことにしたのです。早くしなければお嬢さんの体の負担は日を追うごとに増えていきます。時間に猶予はありません。今はコロナで入院患者に面会することは出来ません。私はお母さんが確保してくれたお嬢さんの病室の窓がよく見える位置に車を止めました。そこから持てるパワーのすべてと薬師如来など、病気の回復に効果があるとされているマントラを窓の奥で横たわるお嬢さんへ向けて送り続けました。あとはお嬢さんの生きようとする力を信じるだけです。外が暗くなったころ、私は必ず良くなる未来を念じて病院を離れました。
さて、今日は朝からの祈祷が終わり、少し時間が出来ましたので、翌日にアップするブログを書こうと思いました。しかし、書き始めた文章の裏付けを取るために、ネットを確認していると驚くような記事が目に飛び込みました。今から約1時間前の午前10時31分ごろ、JR常磐線の赤塚駅で、駅を通過中のいわき発品川行の特急ひたち8号に、ホームから人が飛び込んだのです。常磐線は運転を見合わせていましたが、11時40分に運転を再開しました。皆さんもJR常磐線の「赤塚駅」という駅名に記憶のある方もおられると思います。私は5月31日に書いたブログ、第820回引き寄せ(1)でまさにこのことを書きました。この土地に古くから棲んでいる地縛霊と、ここで亡くなった成仏できていない若い女性の霊によって引き寄せが起きていると書いたのです。
この時のブログで書いた通り、5月25日の午後0時57分に20歳の女子大生が駅の近くから線路に立ち入り、特急電車に轢かれて亡くなりました。そして午後4時44分には15歳の女子高生が赤塚駅のホームから通過中の特急電車に飛び込んで亡くなっています。そして今回も16歳の女子高生が、同じホームから特急電車に飛び込んで亡くなったのです。5月25日に亡くなった二人の死因は後に発表されましたが、私が感じた通り轢死でした。今回の事故でも事故処理にかかった時間はほぼ変わりません。同じように線路に引き寄せられて車体の下に巻き込まれていると感じました。不浄霊の影響を受けるかどうかの根本は、その不浄霊と自分の霊的な波長が合うかどうか、この一点で決まります。ただ、年齢、性別、容姿、そして抱えている問題や状況が似ているとき、さらに強く同調してしまうことはしばしばあります。この場所ではわずか半月の間に3人の若い女性が同じ死に方で亡くなってしまいました。何か彼女たちの霊を供養するような対応を取らなければ、また同じように自殺が繰り返される可能性があります。まずは3人の女性のご冥福をお祈りしたいと思います。(2)へ続く。