先日、不浄霊の影響で苦しんでいる方から相談を受けました。それは精神的には強い不安やマイナス思考に陥ること。その結果、家族も含めて他の人とコミュニケーションが取れなくなったり、人が怖くなって家から外へ出られなくなる状態です。家の中ではパソコンや電化製品がしばしば誤作動をしたり壊れています。電気屋を呼んで調べてもらってもいつも原因不明で首を傾げられてしまいます。さらには自宅の車庫に止めている車に時々妙なキズが付いているというのです。この方に家の車庫は自宅の敷地の中にあります。自宅は塀で囲まれていて車庫の入り口には高さのある門があります。車庫の付近にはセンサーライトが取り付けられていますので、人が近づけばすぐにわかります。ですから家の外から車庫までは容易には侵入できません。また、侵入された痕跡もまったくないのです。それなのに車のボンネットやドア、そして屋根やトランクに爪でひっかいたような傷が時々付いているのです。
この方に出ている心身の状態や家電製品や精密機械類の故障や誤作動を見ても、それが不浄霊の影響であることは明らかです。霊の波長は電気の波長に近いので、電化製品はしばしば影響を受けます。また、霊は普通の人には見えませんので、自分の存在を示す示威行為として、わざわざ目立つように痕跡を残します。ドアやボンネットという目立つ場所にキズを付けるのも典型的な不浄霊の示威行為です。しかがって私は霊視によってこの原因を探りました。そこにはこの家の土地にまつわる因縁因果がありました。したがってまずはこの家の敷地の中にとどまっているものをマントラを唱えて鎮めました。そしてこの家の敷地に結界を張って、再び悪影響を受けることをブロックしました。この作業を行ってからまだ2か月ほどですが、今のところ家電製品の故障や誤作動は無くなり、車にキズを付けられることも無くなっています。
考えてみれば私も車をいろいろな意味で活用していますので、おかしな出来事は数多くあります。まずは地下鉄やバスなどの公共交通機関は、たくさんの人が利用していて概ねいつも混みあっています。私は人ごみに入ることで、霊的な影響を受けるリスクがあります。結界を何重にも張っている車の中は私にとっての安全地帯です。ですから安全に目的地へ向かうために車を活用することはしばしばあります。それ以外にも除霊や浄霊をしたり、不浄霊を祓う際に私に向かって攻撃されることも良くあります。その時に施術中に自分を守る”魔法陣”のように車を活用します。
以前、福岡県で強い呪詛に苦しめられている女性がいました。呪詛による強いパワーが毎日この女性に注がれています。まずはそれを阻止するためにこの女性の家に結界を張らなければなりません。しかし、その作業をする私にも呪詛のパワーはグイグイと押し寄せてきます。私は自分の車をこの女性の家の塀へ横付けしました。車内には強く結界が張られていますから、私はその中で印を結んでマントラを唱えました。私は車の室内に張った結界によって守られています。しかし、エンジンはキャビンの外に中にありますから、結界には守られません。すると家に結界を張って”車の中から呪詛返し”をしたあと、あろうことか車のエンジンが壊れてしまったのです。
車は故障することが時々ありますが、エンジン自体が壊れることはなかなかありません。私の車には走行中やアイドリング中の状態が記録される装置が付けられています。故障した車を近くのディーラへ持ち込みました。そしてディーラーにある”診断機”でアイドリング中のデータをパソコンに表示しました。するとエンジン内のシリンダーに外部から強い圧力がかけられたことによる故障だと診断されたのです。その圧力とは衝突事故などによってエンジンがつぶされるような時に受ける圧力です。何もエンジンにぶつかっていない状態で鋼鉄製のエンジンが壊れることなどありえません。その後、このデータは特異なケースとしてメーカーの本社に送られて原因究明がなされました。しかし、どこを調べても原因は見つからずに、結局修理はエンジン自体を交換しなければならなくなりました。それは車を買い替えるに等しい高額の修理代になりました.。(2)へ続く。