このブログでもすでに何度も触れている通り、シンクロニシティはさまざまな場面で起こります。ユングが提唱した“集合的無意識”という概念が存在するならば、人は意識下で同調した時に、無意識のうちにシンクロニシティが起こることになります。
昨日の昼間、メール鑑定の回答を何本か作成していました。だんだん疲れてきて集中力が無くなってきました。それに伴って未来の選択肢が明確に感じ取れなくなってきました。私は区切りの良いところで霊視を中断して、一息入れることにしました。
私が何気なくテレビを付けると、刑事ドラマの再放送が流れていました。私はボーっとしながらテレビに映る画面を眺めていました。犯人役の女優さんはとても演技が上手くて私はすぐに引き込まれました。犯人には罪の意識があります。したがって警察の捜査が自分に及ぶことを恐れています。やがて刑事役の俳優は犯人に気づきます。そして犯人の家に行って、直接、証拠を突き付けることになります。
刑事は犯人の住むマンションを訪れました。エントランスを入り、エレベーターを降りて廊下を歩いて、犯人の家の玄関の前に立ちました。画面には玄関脇のインターホンが大きく映されました。そこに刑事の指が伸びて、今まさにインターホンのボタンを刑事の指が押したのです。
“ピンポーン”
その瞬間です。私の家のインターホンが0・1秒もずれずに全く同じタイミングで鳴ったのです。あまりの偶然に一瞬ドキッとしました。
テレビの映像にシンクロして身の回りで何かが起こることは良くあります。たとえばテレビドラマの中で俳優が手を滑らせてグラスを床に落とした瞬間に、私が手にしていたグラスが手から滑り落ちて床の上で割れました。画面に映った
”ガシャン“
というグラスの割れる音が、私が落としたグラスが割れた音とタイミングがピッタリ一致しているのです。
また、テレビドラマの中で俳優が持っているスマホの明かりが点灯して、着信を知らせた瞬間に、私のスマホの着信音が同時に響いたこともあります。しかも同じ着信音でした。こういったケースはドラマの中の登場人物に私がいつの間にかのめり込んで感情移入したような時に時々起こります。
ニュースを見ているときに、悲惨な事故や事件の現場が映されることがあります。道路に残った洗い流した血液の跡をわざとアップで映すことがあります。その際に気持ちが悪くなったり、息苦しくなることがよくあります。ひどい時には動悸が止まらなくなったり痛みを感じることもあります。そのため、霊的に不安定な時期はニュース番組が見ることができなくなり、旅番組や自然の景色を映す番組しかテレビを見ていませんでした。実在の人物とつながれることは分かりますが、実在しない人物でも、そこに自分の感情が入って同調すると私のタイミングがシンクロすることがよくあるのです。