ニュースを見ると毎日、「新型コロナウイルス」について感染者数と死者数が発表されています。そしてその数は毎日更新されています。亡くなられた方やご家族の皆さんには心からお悔やみ申し上げます。そして今も高熱に苦しみ、呼吸困難になっている患者の方々には、1日も早く治癒されることをお祈り申し上げます。

 

このウイルスが蔓延するようになり、街の様子もかなり変化しました。人がたくさん集まるイベントは中止になり、ホテルなど密閉された空間での宴会も控えるようになりました。そして街を歩けば、数多くの方がマスクをしています。私も出張鑑定などで、外へ出る機会は多いのですが、元々外出先から帰れば、うがいと手洗いは実行していましたので、特にそれ以上は何の対策もしていません。最近ではマスクをしていないことに驚かれたこともあります。私がマスクをしていないのは、まずはウイルスの直径が0.1ミクロンでマスクの繊維の隙間が5ミクロンであること。つまりマスクの繊維の隙間はウイルスの50倍の広さがありますから、ウイルスはマスクを余裕を持って通過することができます。また、ウイルスは目の粘膜からも感染しますから、医療用のマスクをしていたとしても、それだけでは感染は防げません。

 

ただ、こういった現実的な問題だけでなく、私がこのウイルスに感染することはないと思っていることが、特に対策をとっていない一番の理由です。私は北朝鮮がノドンやテポドンを発射して、日本列島をミサイルが通過していた時期も何も不安は感じていませんでした。もし、このミサイルが日本に落ちてくるような事態になったとしても自分には当たらないと思っていたからです。東日本大震災の後に、大きな余震が続いていた時にも自分に地震の災厄が降りかかることはないと思っていました。行方不明の方を探して、最悪な心霊スポットに引きずり込まれた時も、心の中は意外と平静でいました。それはもし、ここでひどい霊障を受けたとしても、それによって私が死ぬことも心身が破壊されることもないと思っていたからです。

 

人間には命があります。命がある者はいつか必ず死を迎えます。私にその時が来たとき、私は病気によって体を壊して病院のベッドの上で死ぬことになると思っています。何かの事故や自然災害によって自分が命を失う場面を想像することができないのです。ですから巨大台風が上陸しても、首都直下型地震が起きても、ミサイルが飛んできても、感染症が蔓延しても、私はその被害をこうむりません。

 

私が皆さんとお会いする時に、自分や家族の問題だけでなく、自然災害を心配している方もいます。自然災害はいずれ確実に起こりますし、それによって命を失う人も確実に出ます。でもそれを心配して毎日を過ごすことは、意識の在り方という点では大きなマイナスになります。杞憂ということばがあるように、天が落ちてくることを心配して毎日を過ごすなら、もっと意識が良くなることに目を向けて生きる方が未来は確実に良くなります。

 

不安な気持ちは不安な未来を呼び込みます。意識下で人は人とつながっています。つまり、自分がいつも何かを心配して意識をマイナスにしていると、同じようにマイナスの意識を持っている人とつながりやすくなります。そのような出会いのタイミングを自らの意識が作り出しているのです。自分の周りにいる人が、恨みや憎しみや嫉妬にかられたネガティブな思いが強い人と、逆に充実感や達成感を感じて感謝の気持ちにあふれている人と、どちらの輪の中に入った方が自分が幸せになるのか、その答えは考えるまでもありません。不安を募らせながら生きていることは、恨みや憎しみを抱えながら生きていることと、意識のレベルで言えば同じことなのです。皆さんが自分で思えばよいのです。

”私には災禍は絶対に襲ってこない”と。

”今日から私には良いことしか起こらない”と。

試してみてください。今日から皆さんの人生の流れは確実に良くなっていきます。