この前の日曜日に出張鑑定で別府まで行ってきました。九州は一時期、霊の問題でお困りの方が博多にいましたので、福岡へはよく出かけていました。この日は早朝に羽田を出て、夜には羽田に戻るタイトなスケジュールでしたが、初めての土地へ行くのは楽しみでもあります。
私は土地の波動をかなり強く感じてしまいます。自分の波長に合うところであれば、とても気持ちが良くて元気になります。逆に土地の波動が合わなかったり、霊的に悪い場所であれば、ひどいめまいがしたり、吐き気がしたり、最悪倒れてしまうこともあります。初めての土地がどのような空気感に包まれているのか、それはさまざまな意味で興味を引きます。
羽田へ向かう夜明け前の首都高速道路は道がガラガラで、オレンジ色の明かりの中を車は爽快に走りました。この時点で嫌な感じはまったくしません。これからもし私に嫌なことや苦しいことが待ち受けていれば、この時点で何かの警告が私に発せられるはずです。私はそういう意味で自分を信じています。明け方の張りつめた空気を切り裂いて、誰もいない高速道路を車はぐんぐん加速していきます。気持ちの良いドライブの延長線上にはきっと良い出会いがあると、私はわくわくしながら飛行機に乗り込みました。
大分空港に到着すると別府で会社を経営されている女性社長が車で迎えに来てくれました。この方とももう10年以上のお付き合いです。社長の会社はこの10数年間。確実に実績を伸ばしてきました。いつもは社長が東京に来る時にお会いしていましたが、私が別府へうかがうのは初めてです。いつも元気でパワフルな社長とお会いすると、こちらまで元気になります。
空港からしばらくは高速道路を走り、それから海岸沿いの道に出ました。社長の車も午前中の清々しい空気の中を別府へ向けて快適に進みました。空港に着いた時から感じていましたが、ここの空気は楽です。東京と違って張りつめた緊張感がありません。ゆっくりと時間が流れている感じです。それは日曜日と言うこともあると思います。東京のオフィス街である大手町や丸の内も近くに皇居があることもあって、日曜日の空気はウィークデイとは一変します。そんなオフな感じが実に気持ちが良いのです。そして、海岸線に植えられた背の高いヤシの木の街路樹が南国のようなリゾート気分を盛り上げてくれます。
私は仕事で全国へ行きますが、観光地のリゾート感はとても快適です。ウイークデイと休日で街の空気が大きく変わるように、観光地はたとえ混雑していても仕事中の緊張感を感じさせません。それはそこにいる人を楽にさせます。最近では群馬県のスキー場や伊豆の温泉街へ仕事で出かけましたが、今回と同様に心地良い空気を感じました。美しい景色や美味しい食事も旅行の醍醐味ですが、この楽な空気感は旅行へ出かける大きなモチベーションです。
車はやがて社長の会社に到着しました。まずは会社や周囲の土地の波動を確認。極めて良好です。プラス思考でパワフルな社長が波動の良い土地に拠点を構えていますから、これなら会社も発展していくでしょう。そして私はこれから10人以上の皆さんと夕方まで一気にお会いしていきます。私は少しだけ気合を入れて、会社へ入りました。(2)へ続く。