昨日から浄霊が始まりました。浄霊では1日がかりでマントラを唱えながら不浄霊と対峙していきます。1日中、不浄霊と向き合っているような状態になりますので、私自身も霊的にとても敏感になります。この間に、さまざまなトラブルやアクシデントに遭遇することはこのブログで時々お知らせしている通りです。いわゆる“霊障”もよく受けてしまいますが、昨日は1日中、人の気配が付きまとってきてとても気持ちが悪かったのです。
浄霊を行っている時は、現世に執着している不浄霊やその不浄霊が呼び込んだ波長の近い不浄霊がしばしば私の邪魔をしにやってきます。それは現世に執着しているものたちが、祓われることやあの世へ上げられることを嫌って自分たちの力を示す示威行為なのです。それはタイミングを一瞬ずらして、事故を引き起こさせたり、激しい頭痛や腹痛などかなり強く心身に出ることがほとんどです。
布団に入って浅い睡眠をとっている時に、何気なく寝返りを打ったところ、枕の横に死んだときの生々しい顔でこちらを見つめる霊が現れたりします。はやり病で顔の皮膚がただれて血液やリンパ液が漏れている人もいます。事故で爆死で顔半分が吹き飛ばされて、頭蓋骨の割れ目から顔の中心部の肉が露出している人もいます。頸動脈が切られて、白目をむいたまま血液の噴水を浴びている顔もあります。口から噴き出している白い泡状の唾液と血液の赤が混じって、口から下にイチゴミルクのようなピンク色の液体を垂らしている人もいます。
気持よく就寝中に、寝返りを打ってうつらうつらしながら首を傾けた時に、私の顔の真横にいきなりこれらの顔が突然現れてくるのです。それが時に不気味に笑うときもあれば、憎々しげにこちらを睨みつけている時もあります。こんな状況は何百回経験しても決して慣れるものではありません。いつだって飛び上がるほど驚きますし、吐き気がもよおすこともあります。
きっとまたこんなことに出くわすのだろうと覚悟して臨んでいる浄霊ですが、今回は今のところ私には何か強く作用してくるものが無いのです。先日の鼻強打は夏でもないのに目から花火が飛び散り、クリスマス前に鼻が赤く腫れ上がりました。かなり強烈な出来事ですが、それ以来、私も慎重に行動しているせいか、強く襲い掛かかってくるものはありません。
ただ、昨日は日中に近所の歩道を歩いている時に、後ろから接近してくる“ヒコヒコ”という自転車の音が確かに聞こえたのです。私は歩道の脇によけて自転車が私の横を通過するのを待ちました。でも、いつまでたっても自転車は現れません。待ちきれずに後ろを振り返ると、人も自転車も何もありませんでした。もちろん一直線の道で脇道はありません。
その帰り道では、歩道に止めたバイクにまたがってヘルメットをかぶっている人が視線の先に見えました。すぐにでもエンジンをスタートさせて発進するような状態でした。でも、一瞬よそ見をして目線を前へ戻すと、無人のバイクが止まっているだけで人は誰も乗っていませんでした。思わず目をこすりながらバイクの周りを見回しましたが、誰一人いませんでした。
何かが起こっている感じはするのです。でも、その何かはまだ正体を現さないのです。気配がずっと付きまとっているだけで実態が見えません。不気味なほど静かな浄霊初日が終わりました。

