ホームページでお知らせしていますが、12月9日から14日まで6日間の予定で浄霊を行います。また、それに伴いまして、浄霊を行う方のご自宅に結界を張ります。この方の浄霊は、前回のブログの内容でいうと、“因縁因果のあるケース”になります。したがいましてすでにこの方にも私にもさまざまな形で強く邪魔が入ってきています。

 

私はこの前の金曜日の午前中に、道路を歩いていて突然激しいめまいに襲われて歩道に倒れました。めまいはここのところ続いていて、国立病院で何度も検査をしています。ただ、予想した通り、病院でどれだけ調べても原因は未だに不明です。体調が悪くなるとき、その原因は「肉体に起因するケース」と「精神に起因するケース」と「霊的なものに起因するケース」の3つがあります。これらの原因は重複するケースもあります。私の場合はだいたいは、霊的なものに起因しますので、病院で身体を調べても原因は特定できないのではないかと感じていました。今は三半規管の薬を飲んで誤魔化していますが、やはりほとんど改善されていません。

 

ただ、金曜日のめまいは初めて体験するような激しいものでした。ゆるい下り坂を歩いていた時に、いきなり視界がグルグルと回り始めました。「あっ、危ない」と思った瞬間に、足がもつれて鼻からコンクリートの地面に激突しました。痛みもありましたが、両方の鼻からの出血がひどくて、近くにいた人がすぐに救急車を呼んだようでした。私はしばらく休んで、鼻にはハンカチでも詰めて歩いて帰るつもりでいましたが、救急隊員からは「顔を強打しているので検査した方がいい」と言われて病院へ連れられました。

 

検査の結果は幸い特に重篤な状況ではありませんでした。ただ、今も腫れが引きませんし、鼻の中は血の塊が残っていて息ができません。鼻は若干曲がってしまい、鼻の周りがまだ赤色に染まっています。ケガは時間が経てば治るのでそれほど気にはしていませんが、歩道に倒れたときに、非常に嫌なものを感じていたのです。

 

それは今回の浄霊に先駆けて状況を霊視した時に、はっきりと浮かんできた男の顔でした。今回の浄霊で元凶となっている古い時代の魂です。倒れた時に激しい痛みはありましたが、次に思ったのは歩道の冷たさでした。倒れた後、すぐに起き上がることができずに顔は歩道のコンクリートに付いていました。痛みを感じながらもどこか冷静な自分がいて、頭のどこかで「歩道って冷たいんだ」と考えていたのです。

 

ただ、次の瞬間、この男の顔が浮かび、不気味な笑いを浮かべながら、倒れた私を凝視していました。私は歩道に倒れている自分の姿と、それを少し高い位置から睨みつけているこの男を少し離れた場所から見ていたのです。

 

「こういうことだったのか…」

私はすぐに納得しました。因縁因果に起因する浄霊や非常に悪いものを除霊するときに、当事者やその家族、そして私に対して元凶になっている霊が邪魔をしてくることは良くあります。横断歩道の信号が赤なのを認識していながら、足が進んでしまい、車にはねられて大けがをした人もいました。

 

不浄霊は一瞬、気持ちが緩んだ瞬間に入り込んできたり、タイミグをずらしてアクシデントを起こすことがよくあります。私は決して油断をしたわけではないのですが、浄霊を前にしていることを考えるなら、もっと気を引き締めて道を歩くべきでした。

 

また、大変な浄霊になりそうですが、この男の魂をきっちりとあの世へ上げて成仏させたいと思います。