今日、何気なくインターネットを見ていた時、「JR山手線で危険な駅ワースト5 人身事故が一番多い駅は…?」という見出しが目に入りました。記事の調査は少し古いようですが、そこには

1位:新宿駅……42件 2位:品川駅……33件 3位:池袋駅……27件 4位:上野駅……24件 5位:東京駅……22件

と書かれていました。

ターミナル駅はそれだけ乗降者の数が多いので、人身事故が多くなるのもある意味、当たり前だと思って記事を眺めました。しかし、この記事の下には、<全路線の人身事故数ランキング>と書かれて

1位:新小岩駅(東京都)……50件 2位:川崎駅(神奈川県)……43件 3位:新宿駅(東京都)……42件 4位:八王子駅(東京都)……37件 同4位:西八王子駅(東京都)……37件
と数字が並んでいたのです。

この数字はどう考えても不自然です。新小岩駅の乗降者数が、新宿駅より多いわけはありませんし、八王子駅や西八王子駅が、ここに書かれていない池袋駅や品川駅よりも人身事故が多いのもつじつまが合いません。ホームや駅舎の構造上の問題があったとしても、ここまで数字が異なるのは、何かの力が働いているとしか考えられません。”何かの力とは何か”それは人を死に向かって突き動かす力のことです。目には見えませんが私はこの力を何度も感じたことがあります。

 

以前、テレビの仕事で、「都内の交通事故の多い交差点」を調査したことがあります。そのとき私が訪ねた交差点は、どこも因縁因果による不浄霊が溜まっていました。その場所にいる不浄霊が、霊的波長の合った人や、気持ちが弱くなっている人、ネガティブな思いに支配されている人たちに働きかけて事故に引きずり込んでいました。0コンマ何秒という人智を越えた微妙なタイミングを悪い方へずらして、不幸な事故を巻き起こしていたのです。

 

人身事故ランキングで1位になった新小岩駅では、以前、ホームを通過する成田エクスプレスに40代の女性が飛び込みました。この女性は電車の角に当たって5mも弾き飛ばされて、ホームにあるキオスクに頭から飛び込みました。そしてキオスクにいた男女3人が重軽傷を負いました。こういった悲惨な形での事故がしばしば起こっています。

 

ワースト5に2駅もランクされた八王子は、北条氏によって1571年に築城された城下町です。しかし、八王子城は1590年に豊臣秀吉の軍勢に加わった上杉・前田・真田の軍勢1万5千によって責められました。城内に籠城していたわずかな将兵や農民や婦女子を主とする領民3千人はことごとく切腹、自刃、滝へ飛び込んで亡くなりました。死者の数は千人を超えたと言われ、付近の滝や川は三日三晩真っ赤な血で染まったと言われています。私も八王子周辺は何度も車で通りましたが、いつも体が震えたり、こわばったりして私に警報を発しています。今では都内の心霊スポットとしてネットでも紹介されているエリアです。

 

霊の問題は不浄霊の波長と自分の波長が合うことによって、何の因縁因果がなくても生じます。不幸にして亡くなった方の魂が、成仏できずにその場にとどまると、その魂と同調できる波長を持つ人には、程度の差はあっても影響は出ます。そうやって不幸な死を迎える人が増えれば、その霊がまた次の人間に影響を与えていきます。そうやっていつしか心霊スポットは形成されていくのです。