最近、除霊を要するような強い霊障を受けている方から、飼っているペットの状態も自分の体調と連動するように悪くなっていると相談されました。その方は不浄霊の悪影響が自分だけでなくペットにも及ぶものなのかどうか心配されていました。私の答えは、「イエス」です。不浄霊の影響はある意味、人間よりも強くペットに出ることがあります。

 

よく、人間と動物の違いに言及するときに、”前頭葉の大きさ”を指摘することがあります。人間は前頭葉が大きく発達しています。大人になって幼児性が無くなり、物事を深く考えることができるようになるのは、前頭葉が発達してくるからです。肉体の成長は10代の後半には止まりますが、前頭葉は大人になってからも発達します。前頭葉は思考や抑制、感情や意欲、理性などをつかさどります。一言でいえば、人間が人間らしく物事を考えたり、生活していくことができるのは、この前頭葉が機能していいるからです。この前頭葉が発達していない動物は、生命を維持していくための行動はとりますが、深く物事を熟慮することはありません。

 

私から見ると、その分、動物はダイレクトに霊的なものの影響を感じ取ります。不浄霊の存在を感じ、それが自分をおびやかすものだと判断すれば、大声で吠えたり、威嚇したりします。それは一種の”自己防衛本能”です。動物の霊的なものに対する反応は、人間よりもはるかに分かりやすいのです。

 

以前にもこのブログで触れましたが、私が若いころに、道行く人にパワーを送ってこちらを振り向かせようとしたことがあります。何回やっても上手く行かなかったときに、最初に反応したのは”野良猫”でした。野良猫はかなりの確率で私が送ったパワーを感じ取ってくれました。霊的なものを人間よりも強く感じとれると言うことは、その悪影響も人間よりも強く出てしまいます。自分が不浄霊の影響を受けたと感じた時に、飼っているペットにもその影響が出て、体調を崩したり、興奮状態になることはしばしばあります。

 

以前、霊障によるペットの体調悪化を心配した方から、ペットの寝床の中にペットの波長に合ったパワーストーンを入れたいと頼まれて、そのペットに合ったパワーストーンを探したことがありました。他にもペットの波長に合ったパワーストーンのペンダントトップを作り、首輪にぶら下げてペットのお守りにしていたこともあります。

 

人間が受ける霊障は、決してソフトなものでなく、時に非常に辛く過酷なものであることは、このブログで何度も紹介しました。それはそのままペットにも当てはまると考えてください。