最近、私に相談される方たちの中で、除霊や浄霊、また結界を張るなど、不浄霊対策でご苦労されている方が非常に多くなったように思います。私に相談される方はほとんどの方がリピーターです。私はホームページをネットに乗せた時から、広告や宣伝というものを1回も行ったことがありません。相談の依頼が来て、それにお答えするという作業を継続しているうちに、気が付けばホームページを公開してから16年も経っていました。
以前は仕事や健康やお金のことなど、さまざまな人生の問題を相談する方がたくさんいました。それに私は霊視鑑定という形でお答えしてきました。そのときに、不浄霊が絡んでいると感じるケースが時々あって、そのときにその解決策として除霊などを行っていました。霊の問題が絡んでしまうと、どれだけ努力をしても足を引っ張られてしまいますので人生が上手く回りません。それを感じていながら、「頑張ってください」ということは出来ません。したがってそのようなケースでは、霊の影響を祓うことで、その人、本来の人生に戻して、そこからどの方向へ向けてどのような努力を重ねることが、その人の目指す人生になるのかをお伝えしてきました。
しかし、最近では、最初から私に「霊に憑かれたので祓ってください」とか、「家の中の守りを強化したいので結界を張ってください」といった依頼が半数以上になりました。何度も私とやり取りをしているうちに、私の感じる世界を皆さんも感じられるようになり、霊の世界の構造やロジックも理解していただけるようになりました。
また、それと共に、皆さん自身の霊的な間口がどんどん広がってきているため、不浄霊の影響を受けるケースが増えてきたのだと思います。しかも、霊的な間口が広くなると、単に不浄霊に同調されて霊障を受ける頻度が上がるだけでなく、今までよりも強くて悪いものを引き寄せるようになってきます。最近、私が除霊や浄霊を行った方たちも、本当にきつい霊障で苦しめられています。
不浄霊がいきなり目の前に現れるだけでもかなりの恐怖を感じます。そして、その不浄霊に首を絞められたとか、足を掴まれたといったケースがあります。その際に首や足には、人の手形が痣となって残っています。その時の激痛をある人は、「ペンチで奥歯をひねられて抜かれるような痛みだった」と私に話しました。別の人は、手の爪と肉の間にマイナスのドライバーを差し込まれて、テコの原理で爪を上に持ち上げられて剥がされたようだったと言っています。霊障によるひどい頭痛を両耳の奥にアイスピックを差し込まれて、ねじられたようだったと言った人もいました。
ここまでの激痛が伴うと、人は何も考えられなくなり、何ら抵抗することは出来ません。お経を唱えようとか、印を結ぼうとしても自分の身体を自分の意思で動かすことができないのです。私もホームページを公開した最初の年に、ひどい霊障に遭ってサイトを半年間、休止したことがありました。このときはただ、ベッドの上で死んだように横になることしかできませんでした。携帯電話で連絡を取ろうと思っても携帯電話を開ける力が出ないのです。外に出ようと思っても、靴下や靴をはくことができないのです。
いつもお話ししているように霊障とは、まったくソフトなものではなく、非常に厳しいものです。悪くすると命に関わることさえあります。霊障を受けている皆さんの苦痛は、同じ痛みを体験してきた者としてよくわかっています。最近の皆さんの状況を見るにつけ、一刻も早く痛みを取り除いていきたいと思うばかりです。