すべてをこの土地のせいにするわけではありませんが、確かに東池袋周辺ではおかしな事件や事故が頻繁に起こっています。全裸の成人男性の遺体が発見されたことがありました。不審者による公然わいせつ事件も起こりました。未解決の事件や動機の良く分からない事件が時々起こります。
不浄霊の影響を受けるのかどうかは、本質的には因縁因果ではなく、その不浄霊と自分の霊的な波長が合うのかどうか、この1点で決まります。その上で因縁因果も絡んでくると、さらに悪影響は強く出ます。つまり、心霊スポットのように霊的に見て最悪の土地に住んでいても、10人が10人その悪影響が降りかかるわけではないのです。霊的な波長は指紋のように人それぞれですべて異なります。厳密に言えば、同じ霊的な波長を持つ人は、この世には一人しかいないのです。
ですから面白半分で心霊スポットに出かけた若者たちが、そこで恐ろしい心霊体験をしたとしても、出かけた全員に悪影響は出ません。そんな話はよく耳にしますが、ちゃんと話を聞いてみると、出かけた若者の中の一人か二人にしか悪影響は出ていないのです。心霊スポットのようにたくさんの不浄霊が集まる場所でも、自分の霊的な波長が、そこにたまっている不浄霊と一致、或いは近いものでなければ、つながることは出来ませんので悪影響は出ません。ですから霊的に最悪の場所でも、毎日そこで事件や事故が起こるわけではないのです。ただし、しばらくすると、誰か霊的な波長の合う人に必ず災いは降りかかります。
交通事故がしばしば発生している危険な道路や交差点は全国に点在しています。以前、テレビの仕事で都内のそんな交差点を調査したことがあります。どこも不浄霊が何体もたまっていて、それぞれの不浄霊が因縁因果を抱えていました。もし、このようなところに、霊的な波長が近い人が訪れれば、タイミングが悪い方へずれたり、一瞬、意識が飛んで、思わぬ事故を引き起こしてしまいます。
東池袋では1999年に”通り魔殺人事件も発生しています。当時23歳の男が、包丁と金槌で通行人を襲い、66歳と29歳の女性が死亡して6人が重軽傷を負いました。今回の事故と同じように、何の落ち度もない方が、身勝手な理由から命を奪われています。この現場は東急ハンズの前です。まさに、巣鴨プリズンの跡地です。他にも転落事故か自殺かはっきりしない状況で人が亡くなったり、乳児の遺体遺棄事件、トラックの多重衝突事故、大学の総長が強制わいせつで実刑判決を受けた東京福祉大学はこのエリアの隣にあります。この大学では最近も留学生が大量に失踪して話題になりました。その数は700人とも1400人とも言われています。
このような状況を考えた時、私は今回の悲惨な事故も単にドライバーの感覚が鈍ったことによるものではなく、東池袋に棲んでいる悪霊が裏で糸を引いているように思えてならないのです。亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。