私は霊的な間口が広いので、さまざまな場所で霊障を受けることがあります。その霊障を祓うために毎年数回から10回は私自身の除霊を受けています。霊の影響を受けたままですと、皆さんとお会いするときにその悪影響を移してしまうことがありますので、比較的早めに除霊を行っています。ただ、強いものの影響を受けた時には、除霊によってその影響を祓っても、身体がすぐに覚醒せずにダラダラと何日間も痛みが続くことがあります。
私は霊に起因する痛みと、肉体に起因する痛みの違いについてよく次のように皆さんにお話ししています。たとえば元々胃腸の弱い方が暴飲暴食した場合、胃腸が痛んだり、消化不良になったり、胃腸にその影響が出ます。同じように元々腰が弱い人が重たい荷物を持ち上げたり、同じ姿勢で長時間座っていたりすると、腰が痛みだして立つこともままならなくなることもあります。つまり、自分のウイークポイントは無理をすれば、痛みが出たり重症化したりするのです。当たり前のことです。ところが霊に起因して肉体が痛んでくる場合、痛む個所がころころと変わるのです。
たとえば、頭が痛いと言って会社を早退した人が、翌週には熱があると言って会社を休みます。そして出勤してきたと思えば、今度は腰が痛かったり、胃が痛かったりしてまた会社を休みます。これは仕事をサボるための口実ではなくて、本人は本当に痛くて苦しんでいるのです。こういう人はどこの会社にも一人や二人はいます。それは私から見れば、どこの会社にも霊の影響が体に出ている人は一人や二人はいるということなのです。霊の影響はさまざまな形で肉体にも精神にも出ますが、多くの場合、その先にあるのは”孤立化”です。このような状態で会社の欠勤が続いてしまえば、やがては信用を失い、社内で自分の居場所を無くしてしまいます。
そういう私自身が今、体中のあちこちが痛んでいます。一日中、手がむくんでいてグーを握ることができません。ひどい肩こりが続いていて、右の肩から肩甲骨が痛んでいます。痛みを散らすために右肩から肩甲骨にかけて医者から出された湿布薬を貼っていたのですが、今はそれがそのまま左肩に移っています。左手の小指が付け根からかなり痛くて、湿布薬を貼っています。その前は右手の中指と薬指が跳ねてしまい(=バネ指)、保護具を付けていました。突然の蕁麻疹や湿疹がしばしば全身に出て、その跡は体に残ったっまま一向に消えません。視力が突然悪くなって、車を運転中に怖くて車を停車させることがあります。めまいや立ち眩みで倒れてしまったり、頭がグルグル回って気持ちが悪くなります。起きていても寝ていてもお風呂に入るときも両足のふくらはぎや太ももの筋肉が突然つってしまい動けなくなります。これらは目に付くものですが、それ以外に内臓系や血液系など常に医師の検査を受けて薬を飲まなければなりません。
私は霊の影響が体に出る状況として、「手術を要するところまでひどくなる時はまれですが、常に体にあちこちが悪くて、スッキリしません」とよく話しています。今、パソコンを打っている自分の状況を顧みた時、自分の言っていることをまさに自ら実践していると思いました。皆さんも原因が特定されないまま体のあちこちが痛むようなことがあれば、一度疑ってみた方が良いかもしれません。