霊が瞬間移動できることはこのブログでも何度かお伝えしました。たとえば私が福岡県に住む方と電話でお話ししているとします。電話で話している最中に電話が混線したような妙な電気音が鳴ったり、雑音によって会話が聞き取れなくなることがあります。この状態がひどくなると電話が切れてしまいます。こうなると私の意識は、話をしている本人ではなく、その周囲に向かいます。何か、話をしている方の近くで悪影響を与えているものがあるのではないか。その実体は何なのかを見極めるために神経を張りつめます。

 

そしてその結果、すでに亡くなっている人の霊が話をしている方の真後ろに見えたり、私と話している方を天井から睨みつけていることがしばしばあります。そして電話で話しを続けながら私が自分の周囲に霊の気配を感じることがあります。そんなとき、ふと振り向くと、私が話相手の後ろで見かけた霊が、自分の後ろに立ってこちらを睨みつけていることもあるのです。今、福岡県の相談者の家で感じた霊が、一瞬で東京の私の後ろに立っているのです。これがまさに瞬間移動です。

 

この問題をすべては自分の意識の中で行われていることとして捉えれば説明はつきます。ただ、私が自分の意識の中で相談者と話し、その後ろに霊を感じ、次に自分の後ろにいる霊の存在を意識しただけであるなら、実態として霊は移動していなかったことになります。すべては私の意識の中で行われていた精神活動ということになります。ただ、そうなると、私と電話で話している方が、この霊によって身体を傷つけられたり、その後で私の部屋の家電製品が壊れたり、私のパワーストーンブレスレットが弾けたり、私の部屋の電気が消えたりすることの説明がつきません。身体を傷つけたり、物を壊したり移動したりするには、何かがその場において力(=エネルギー)を発揮しなければできないからです。

 

このような霊現象が現実として数多く起こっていることは私からすれば疑いようのない事実なのです。それは単に私の妄想ではなく、私にお金を支払ってまで霊現象の対策を依頼する方が、どれだけいるのか。その何百・何千という人たちが、すべて妄想を抱いていたと考える方が無理があります。お金を支払ってまで作業を依頼するということは、それだけ深刻な問題だということです。何となく不安を感じるぐらいのレベルではそこまではやりません。それだけ霊の問題は強烈であり、大きな苦痛を伴うものなのです。

 

私に山道でまとわりついてきたライダーの霊も実体があるものだから、車のセンサーも反応したのです。そして私が車の速度をどれだけ上げてもピッタリとくっついてくることができるのは、私たちが目にしている3次元の世界を越えた異次元の空間に霊は存在しているからなのです。3次元空間に時間軸や観念軸を加えた異次元の世界に存在しているから、霊は時間や空間を越えて私たちの前に姿を現すことができるのです。これは人間の精神活動がもたらした想像上のものではなく、現実の世界にはっきりと存在しているものなのです。