昨日の東京はとても気持ちよく晴れ上がり、風も暖かくてとても快適でした。昨日の私は、午前中に出張鑑定で新宿まで出かけた後、午後から電話鑑定が2本あり、夜にも麻布で出張鑑定があるという忙しい1日でした。先日、霊障を受けて右肩が激しく痛んだ後、悪影響を与えているものはきれいに祓ったのですが、身体がなかなか覚醒してくれなくて、今もまだ苦しんでいます。休みなしに毎日飛び回るのは慣れていますが、それでも心身の疲労感は否めません。
私は疲れている時でも皆さんとお会いした瞬間にスイッチは入ります。ただ、逆に皆さんと別れた後は、一気にテンションは下がり、重たい疲労感に包まれることもあります。昨日も新宿から戻る途中、車を運転しながら、「自分のテンションが下がっている」とふと思いました。こんな時は気持ちを切り替えてリフレッシュしないとどこまでも疲労感を引きずってしまい霊感も冴えなくなります。それでは皆さんとお会いしても良いパフォーマンスは出来ません。
私は車を運転しながら思い立ったように運転席の窓を開けました。するとまだ2月だというのに春の空気がたくさん入ってきて、車内を埋め尽くしました。暖かくて穏やかで何か良いことが起こりそうな予感に満ちたさわやかな空気でした。私の口角は自然が上がりました。周囲を見渡すと都内の道路は日曜とあって渋滞もなくスムーズに流れていました。私のテンションはこの一瞬で変わったのです。それとともにさっきまで疲れていた心身は、水を得たようによみがえりました。視野は視力が良くなったように広がり、気持ちも前向きになりました。
私はよく”今、人生の流れが悪い”という皆さんに気持ちの切り替えが必要だと話しています。そのためには普段目にしている身の回りの景色を変えることは有効です。部屋の壁紙の色を変えるとか、家具の配置を変えるとか、お茶碗やお箸を変えることも良いです。目に映る景色が変わったという認識が持てれば、そのことによって意識を切り替えるきっかけになるからです。認識が変わらない中で意識だけ切り替えることは困難です。
そんな流れを変えてくれるシグナルは、毎日の生活の中にあふれています。たまたま目に留まった広告や看板、歩道の脇に咲いている草花、電車の中で耳にした隣の人の会話。ポイントはそういったものをふと目にとめる心のゆとりを持つことです。今日、仕事で失敗した自分を責めたり、自分を叱った上司を恨んだり、自分を評価してくれない会社を批判したり。そうやってうつむいて歩いていては、これらのきっかけは目に入りません。どれだけ良いきっけが自分の周りにあっても、その横をすり抜けてしまうだけです。心の中に少しゆとりを持って、身の回りにあるハッとするようなものを探してみてください。そしてそれを見つけた時には、笑ってみてください。
私はこのブログの中でも未来を創るものは”自分自身の意識”だと述べていいます。こんな毎日を送ることができれば確実に皆さんの意識は良くなります。その結果、未来も良くなるのです。昨日も今日も苦しいことばかりあったとしても、明日はまた新しい明日がスタートします。そこで気持ちを切り替えて新たなスタートを笑顔で迎えることができれば、明日は皆さんにとって幸せな未来の第1日になります。