前回取り上げた浄霊はその後、きっちりと終了しました。元凶になっている不浄霊が呼び込んだ取り巻きの霊は、すべて除霊して、元凶になっている霊はきっちりとあの世へ上げました。浄霊を行った方からは、今日、「視界が明るくなった」「肩が軽くなった」「ずっと口をきいていなかった息子が3か月ぶりに話しかけてきた」等、さっそく効果が出ているようで、感謝のメールが届きました。霊の影響で足を引っ張られていた方が、やっとその重荷が解けて、これから本来の人生を取り戻していきます。そう思うと私も嬉しくなります。

 

それはとても良かったのですが、気がかりなことも出てきました。今回の浄霊では一度、取り巻きの不浄霊に私が憑依されてしまい、かなり苦しい思いをしました。右肩から右側の肩甲骨にかけて、強い痛みがあって、箸でご飯をつまむだけでもその重さで痛みが走ります。すぐに知り合いに私に憑いた不浄霊を除霊してもらい、痛みは多少は軽くなりましたが、右腕をだらりと垂らしているだけでも、腕の重みで右肩に痛みが走ります。除霊によって悪影響を与えているものを祓っても、すぐに身体が元の状態に戻るとは限りません。強く肉体に影響が出てしまうと、その原因を取り除いても、肉体がそれに反応して覚醒するまでに時間がかかることがあるのです。

 

細かく集計したわけではありませんが、私の印象でいえば、除霊によってすぐに身体も楽になり、状況が好転してくるケースが除霊をした人の半数ぐらいいです。残りの半数の中の半分ぐらいの方は、除霊後、翌日から3日後ぐらいには体も目覚めてきます。さらに残りの半分ぐらいは、除霊後、1週間もすれば体が楽になって、身の回りで起こる出来事も良い方向へ変わってきます。ただ、除霊をした人の中でも3%ぐらいの方は、除霊後、1か月経っても好転しないことがあります。特に年配の方で長く霊の悪影響を体に受けた方ですと、若い人に比べて体の反応が鈍くなっているので、体の状態が良くなるのにも時間がかかることがあります。

 

私ですが、今現在も体の右側はかなり痛くて、右手を上げたり動かしたりするのに難儀しています。昨夜も洗髪する際に、右手が上に上がらないため左手て頭を洗いました。今日は車で出かけましたが、ハンドルも左手で回す有様です。なぜここまでひどい状況が抜けないのか。結論から言えば、元凶になっている霊ではありませんが、私と非常に波長が近い不浄霊で一瞬のスキを突かれてガッチリと入ってしまったからです。除霊をした今でも、右側の肩甲骨の内側にこの霊が入り込んでいた時の感触が抜けません。祓っているのに身体は覚えているのです。

 

しかも、憑依してきた霊は、前回書いた”看護婦の霊”です。この不浄霊とはさまざまな場所で遭遇しています。今回もまさか元凶になっている不浄霊が呼び込んだ不浄霊の中にこの看護婦の霊が入っているなどどは夢にも思いませんでした。もう何度も嫌な思いをさせられている霊ですのでもし、次にどこかで遭遇することがあれば、その時はきっちりと決着を付けます。この不浄霊と私の関係を今まで観たことは一度もありませんが、こう何度も遭遇しているからには、何かの因縁があるのかもしれません。今日は薬局で買ったナボリンを飲んで、バンテリンを患部に塗りましたが、やはりほとんど効果はなしです。次の浄霊も迫っていますので、早く体を覚醒させなければなりません。