何かに取り組むときはもちろん、普段の生活の中でも、どのような意識を持って過ごすのかはとても重要です。意識の持ち方によって成果や疲労感は大きく変わってきます。意識は人間の心身に大きく影響を及ぼします。
私が対面で霊視鑑定をしている時、私は目の前1mに座っている相談者と1mの距離でつながっているわけではありません。相談者の霊的な波長を感じ取り、そこに同調して潜在意識のさらに下にある集合的無意識と言われている領域を通じて相談者とつながります。ですから相談者が目の前にいてもいなくても相談者の霊的な波長を把握できれば、電話でもメールでも霊視鑑定は可能なのです。
私はたくさんの人とお会いしますので、会った時に相手へ良いパワーを送れるように、自分の状態には常に気を付けています。自分が何かの不安を抱えていたり、イライラしていたり、霊障を受けていれば、それをどれだけ抑え込んでも相手へは負の力が伝わってしまいます。私と定期的に対面での出張鑑定を依頼してくる方がいます。そういった人たちからよく言われるのは、「シュンさんと会うと元気になります」或いは「シュンさんと会うと、その後で物事が上手く回りだします」と言ったものです。私に出張鑑定料を支払ってまでお会いしたいという方は、何かの相談事や問題を抱えている方が多いのですが、中には何ら問題が無くても、こういった理由で出張鑑定を依頼してくる人もいるのです。
私が常にパワースポットを探したり、自分自身の除霊を定期的に受けているのは、自分自身が元気で良い状態になることはもちろんですが、皆さんに良いパワーを伝えたいという目的もあってのことです。私が良いテンションで元気はつらつとしていれば、それはお会いした方へも確実に伝わるからです。
私は若いころは滝行をしたり、深い山へ入って森林浴をしたりして、自分の状態を良くすることに努めました。今はパワースポットを探すことがライフワークのようになっていますが、滝に打たれることも森林浴をすることもありません。その理由はあえてそこまで時間や労力を遣う必要がないからです。私の意識の中には滝行をしていたときの息苦しさや気持ち良さが明確に刻まれています。それは森林浴についても同じです。そうした場合、静かな気持ちで脳波がアルファ波になるようなリラックスした状態に入り、滝に打たれている時の状態をイメージします。そうすると実際にはマイナスイオンが発生しているわけではないのに、心も体も滝に打たれていた時と同じ反応をするのです。それは森林浴についても同じです。私の周りにフィタンチッドがあふれていなくても、その状態をリアルに意識することで、心も体も森林の中にいるときと同じ反応をするのです。ですから滝行も森林浴もそれをする必要がないのです。
意識のあり方はとても重要です。大げさに言えば、意識の持ち方一つですべての不可能を可能にすることもできるのです。