最近、今の状況が良くないという3人の方から相談がありました。この3人には全く何のつながりもありません。住んでいる場所も千葉県、兵庫県、大阪府で、良くない事情もそれぞれ異なります。ただ、私が状況を確認するために、家や職場、店舗の画像を送信してもらうとすべての画像に共通点が見つかりました。
それは3人がそれぞれ何枚か撮影した室内の画像は、どれも霞がかかったように曇っていたのです。霞は煙のように画像の一部が曇っているものもあれば、全体的に白く濁っているものもあります。ただ、1枚としてスッキリと室内が写し出されたものはありませんでした。
これは撮影したことによって写し出されたものではありません。その場にいる人はその状況に慣れてしまっているので、この重たく曇った空気の異常さを感じなくなっていることはよくあります。ただ、もし私がその場に立てば、この異常な空気感は一瞬で伝わってくるものです。
この霞の実態は何か?これは人が無意識のうちに出しているネガティブな思い(=念)です。人の思いの中でもポジティブな思いはこのようにとどまりません。ポジティブな思いは軽いので無意識に出したとしてもそれはすぐに霧散していきます。強いネガティブな思いは、重たくよどんでいます。したがってそれはその場に滞留して、霊的なものとしてその場所に関わる人に悪影響を与えます。これは霊体が憑依したわけではありませんが、不浄霊の憑依と同じように人の心身に悪影響を与えます。人は目に見えなくても音がしなくても、頭で理解できなくても、霊的なものに反応してしまうのです。
霊の問題は人それぞれの霊的な感受性の違いによって受け取り方に差が出ます。ただ、霊的に敏感な人(=霊的な間口の広い人)であればあるほど、ネガティブな思いが滞留している場所に心地良さは感じません。お客さんはどれだけ良いサービスを安く提供しているお店であっても、心地良さを感じない場所へは再び訪れようとは思いません。
つまりこの3人の方の相談内容はそれぞれで異なりますが、画像に共通点があるように、問題の根源は同じだったのです。お客さんがなかなか入らなくて困っている経営者も、体調不良で悩んでいる方も、職場の人間関係が上手くいかない方も、その場所に滞留しているネガティブな念が状況を悪くしている根源だったのです。