昨日、インターネットに心理カウンセラーが書かいていた記事をたまたま目にしました。そこにはその心理カウンセラーがテレビで見た番組について書かれていました。その番組では、お客さんがほとんど来なくなってつぶれかけた飲食店を風水師が訪ねて売上アップのためのアドバイスを送るというものでした。ところがその風水師は店主に対して、「毎日、床がピカピカになるまで磨きなさい」とその一言だけ指示を出しただけで、それ以外のアドバイスは一切なかったということです。店主はかなり訝しく思ったものの、風水師の指示に従って、言われた通りにお店の床をピカピカになるまで毎日磨いたそうです。するとそれから1週間ぐらいしてから、徐々に客足が伸び始め、お店の売り上げはどんどん向上したそうです。そして満席になる日もしばしば出てきてお店は危機を脱して繁盛したという話でした。

 

このテレビ番組について心理カウンセラーは、自分の経験に重ね合わせます。「自分がカウンセリングで訪問した家を見ても同じことが言えます。床の面積が広い家に住んでいる人はお金持ちだったり、仕事がうまくいっている人が多く、足の踏み場がないような部屋に住んでいる人は、お金に困っているか仕事がうまくいてない人が多いのです」と。

 

ここでいう床面積とは大きな家に住んでいるという意味ではありません。”きちんと整理整頓をして、床に物が散らかっていない状態”という意味です。きちんと物を収納していれば、露出された床の面積が増えます。それは物が置かれていないゆとりの空間が広くあるということです。そのことが売り上げを向上させたり、お金を呼び込んで豊かな生活をする上で必要なのだと述べているのです。そしてこの心理カウンセラーは「床面積の広さは経済状態に比例する」というドイツ人心理学者の言葉を紹介していました。

 

さて、この件について今度は私の経験を重ねてみます。結論から言えば、霊能者の視点から見てもこのことはピッタリと当てはなります。わかりやすく説明するために、逆説的に考えて心霊スポットを想像してみてください。私が皆さんから「霊的に悪い神社仏閣や心霊スポットはどのような感じですか?」と聞かれたときに、「暗いところ、湿っぽくて空気が重たいところ、雑然としているところ」などと答えています。これは床が見えないほど物が散らかっている部屋と一緒です。不浄霊は実際に、このような場所を好みます。

 

風水師が運気を上げる方法を語るときに、「玄関やトイレ、水回りなどをきれいにしてください」というのは誰もが言っていることです。そういった意味でこの心理カウンセラーの指摘は私から見ても納得のいくものでした。皆さんも時間があるときに、床をピカピカに磨いてみてはいかがですか。きっと良い運気が入ってきて、何か良いことが起こると思います。