皆さん、あけましておめでとうございます。年頭にあたり、このブログを読んで頂いた皆さんに素晴らしい幸運がすみやかに訪れますことを強く念じました。今日のタイトルにありますように、皆さんの素敵な夢が現実化することを強く願いました。どうぞ、良い1年をお過ごしください。

 

さて、私はホームページを立ち上げて今年で15年になります。霊視や除霊、皆さんのご相談にはそれ以前から応じていましたが、15年前から法人という形できっちりと対応するようにいたしました。それからというもの基本的に休みはなしで対応してきました。確か1年目に除霊中にひどい霊障を受けて、半年ぐらい寝たきりのような状態になり、その間はホームページも休止になりました。ただ、それからはそこまで強いダメージを受けることもなく、時々霊障を受けても休止するようなことはなくここまでやってきました。

 

昨日の大みそかは電話鑑定が一日中入っていましたし、今日は出張鑑定が2件ありました。どちらの方ももう10年以上も前から「年頭は是非、家に来て頂き、その年の家族の状況についてアドバイスをしてほしい」と依頼されています。そして実際、10年以上も毎年元日はその方の家を訪問しています。最初にうかがったころにまだ中学生だったお子さんはもう立派な社会人になりました。私にとってもクライアントというよりも親戚のような感覚でお付き合いをしている方々です。ただ、今日もお会いして、私のこの感覚はやはり間違ってはいないのではないかと感じました。

 

もともと初めてご自宅にうかがった時に、奥さんは私を顔を見るなり、嬉しそうに笑顔を作り、「やっと本物に会えました」と言ったのです。その日初めて会ったのですが、奥さんには私とはいずれ出会う予感がずっとしていたとのことで、実際に夢の中で私と何度も会って話をしていたというのです。私は「実物を見てどうですか。あまりにオジさんでビックリしませんでしたか?」そう尋ねると、「夢でお会いしていた通りでした」とそう答えたのです。デジャブもそうですが、ここまでリアルでなくても、初めて会ったのに、以前どこかで会っていたような感じがすることはよくあります。これは人だけではなく”場所”にも言えることです。

 

なんとなく「この人とどこかであった気がする」とか「ここに来た気がする」ということはよくありますが、この方のようにもっと明確にはっきりとした感じで何かのつながりを感じることもあります。”ご縁がある”と言ってしまえば、それまでですが、例えば前世と今世の関係で見た場合、今世で自分の人生に大きな影響を与えた人は前世でも自分の人生に大きな影響を与えていたと考えられています。前世で親子だった関係が今世では師弟関係になったり、前世で兄弟だった関係が今世で親友になったり、前世で夫婦だった二人が、性別が入れ替わって今世でも夫婦として出会うようなケースです。言い方を変えると、前世の因縁因果が解消されずに今世にも持ち越されてきているのです。

 

今世に生まれた時点で前世の記憶は消されていますが、こういった因縁因果によって今世で再び出会った場合、何か懐かしさを感じたり、他人とは思えないシンパシーを感じることがあります。結果的にこの奥さんとは、もう10年以上もお付き合いしていますし、お子さんやご主人も含めてしばしばご相談に乗っています。それはこのご家族にとって少なからず、私は影響を与えていますから、きっと前世でも何かお互いに影響を与えていた関係にあったのだと思います。

 

実際に私が10年以上前に初めてこのご家族とお会いした時、実は私も初めて会った気はしませんでしたし、きっと長く関わっていくのだろうと何の根拠もなく感じたのです。(3)へ続く