私は電車に乗ることが苦手です。ですから出張鑑定などで出かけるときはたいていは車を使います。できるだけ電車は使いたくないので、東京から名古屋ぐらいまででしたら車で出かけます。先日は兵庫県まで車で往復しました。霊的な間口は今でも広がり続けていますが、若い頃は今よりも霊的に敏感だった時期がありました。その頃は5つ先の駅へ電車で向かうのに2~3回は気持ちが悪くて途中下車しなければなりませんでした。それは人の念や思いが大量に私に入ってきたことや霊の影響を受けている人からの悪影響によるものです。人の本心は多くの人が非常に悪い思いを抱えています。憎しみや嫉妬心、暴力やお金、性的な欲望などです。これらの思いが電車の中にいると一気に私に襲ってきます。それはとても気持ちが悪く私の頭をクラクラさせました。また、霊の憑依を受けている人は、私と目が合った瞬間や、私の左手がその人の右手と触れた瞬間に、憑依している霊が乗り移ってきます。

 

ただ、私が電車が苦手な理由はこれだけではありません。私の霊的な間口は長年、数々の霊体験をしてきた結果、とてつもなく広くなっています。普通の人の間口の直径が10センチだとすると私の間口は直径10キロぐらいにはなります。霊的な間口の大きさは、例えるなら”渦潮の渦の直径”のようなものです。間口が大きくなればなるほど、周りにあるもの(=ほとんどの場合、良いものではなく悪いもの)を無意識のうちに引き寄せてしまいます。それは霊(不浄霊)や悪念だけではありません。私が嫌だと感じるものを無意識のうちに強く引き寄せてしまうのです。

 

以前、電車に乗っていた時に酔っぱらいの中年男性が隣の車両で大声を上げて騒いでいました。私はその声を聞いて「嫌だ」と思いながら、きっとこの酔っぱらいは私の前まで来るのだろうと心の中で感じていました。そして数分経ってから、やはりこの酔っぱらいは隣の車両からフラフラと私のいる車両に来て私の近くに座り込みました。

 

同じように、隣の車両から女性の悲鳴が聞こえて、何人かの乗客が私の乗っている車両に逃げてきたことがありました。それは隣の車両に大きな蛾が入り込み、車両の中を飛び回っていたのです。私は心の中で「きっとこの蛾もいずれこちらの車両に入り込み、私の近くで飛び回るのだろう」と思いました。しばらくすると思った通り、この蛾はこちらの車両に入り込み、私の方へ飛んできました。

 

酔っぱらいの時も蛾の時もすぐに私から去ってくれないことは明らかでしたので、次の停車駅で電車を降りて、次の電車に乗り換えました。

 

これでは怖くて普通に外を歩くこともできません。どんな悪人や動物や昆虫が私に向かってくるかわからないからです。ですから私は外に出るときは最低でもパワーストーンのブレスを2本左手にしています。それも22mm玉というとても大きな丸玉のブレスです。それ以外にもパワーストーンの原石や神符などをポケットに入れていることもあります。そうやって悪いものが私に入らないようにブロックしながら、悪いものを呼び込まないようにしているのです。