以前、私の家に置いてあるデジタルカメラが、深夜の同じ時間になると、シャッター音を響かせたことがありました。保存された画像を見ると何も写っていませんでしたが、毎晩続いて気持ちが悪いので、ある時、電池を抜いておきました。その日の深夜もいつもと同じように同じ時間にシャッター音がしました。ただ翌日、画像を見ると、白い服を着た女性の画像がハッキリと写っていました。電池を抜いたことに対抗してきたのです。

 

物が動くとか倒れるとか浮かんだこともあります。特に深夜に寝ている時間ではなく、普通に食卓で昼食や夕飯を食べている時にもこういったことは起こります。これは目に見えない霊が自分の存在を示すために、わざわざ見せつけているのです。ホラー映画のように室内に強風が吹き荒れたり物が自分に向かって飛んでくることはありませんが、目の前に置いたグラスが誰も手を触れていないのに倒れるとか、一瞬、ナイフやフォークが動いたり、浮かんだことも多々あります。強い霊障を受けている方のご自宅1階の応接間で浄霊の打ち合わせをしていた時に、2階の和室にあった和ダンスがドカンと大きな音を立ててひっくり返ったこともありました。

 

浄霊に際しては祓われたくない不浄霊がさまざまな形で邪魔をしてきます。それは人の心に作用して、浄霊を中止する方向へ思考を変化させたり、一瞬のタイミングをずらしてトラブルやアクシデントに巻き込むこともあります。和ダンスがひっくり返ったのは、浄霊の対象となる不浄霊が自分の力を示す示威行為で私に「自分の浄霊などさせない」と息巻いているのです。

 

先日も、来月に浄霊を行う方のご自宅に届けるものがあって車でうかがいました。こういったケースではカーナビが誤作動することはよくあるので、車載されているカーナビ以外に、私は車用のポータブルナビも車に積んでいます。両方のナビにこの方のご自宅住所をセットしたのですが、家が近づいてくるにしたがって、2つのナビが別のルートを案内するようになり、ナビが示した場所はその方のご自宅から5キロ以上も離れた別の場所になりました。そのときにもう1台のナビが示した場所もやはりご自宅とは離れていました。結局はその方に電話で道を尋ねながら、地図を見てやっとの思いでご自宅までたどり着きました。前回もお話ししたように、霊の波長は電気の波長に近いので、強いものの浄霊などが絡むと電化製品はまず、くるってしまいます。ですから車で出かけるときは、ナビ2つと地図は必携で最後には地図に救われることはよくあります。

 

身体の影響でいえば、どこかが痛むということも頻繁に起こります。私の印象としては、首から肩の周りと体の表面に影響が出ることが多いように感じます。体の表面は蕁麻疹や湿疹もありますが、急激に腫れるとか、痣が残るとか、リンパ液が漏れるとか、切り傷が付けられるなどさまざまな反応が出ます。そしてその程度はかなり強烈で、腫れるにしても一晩でゴルフボールぐらいの腫れができたとか、体の表面から滴り落ちる体液が止まらないというようなケースもあります。

 

肉体に影響が出るということは精神にも影響は出ます。(3)へ続く