最近、私としばしばお会いしている人の中に、霊的な間口がどんどん広くなる方が何人も出てきました。実は今日も出張鑑定で会った方が、以前よりも明らかに霊的な間口が広がっていて驚きました。

 

前にもこういったケースについてこのブログで書いた記憶があります。たとえば世界的に有名なパワースポットのセドナには、有名な霊能者や神秘家が家を構え、弟子たちが一緒に暮らして一種のコミュニティーを作っています。その霊能者は強い力を持っていても、弟子は一般の人ですから、強い能力は持っていません。ところが霊能者と一緒に生活をしているうちにどこのコミュニティーでも師匠並みに能力を持った弟子が何人か出てくるのです。

 

今から20年以上も前のことですが、私はインドの卓越した能力を持つ霊能者と毎年会っていました。彼女は”アマチ”と呼ばれています。本名はマーター・アムリターナンダマイーと言います。彼女は多くの弟子を連れて人々を救済するために常に世界中を旅していました。日本には読売新聞グループの招待で毎年、アマチとその弟子たちはよみうりランドに招かれていたのです。

 

アマチが日本に滞在している1週間余りの間、アマチに会いたい人たちが日本中からよみうりランドに訪れていました。広い体育館のような建物のステージにアマチは腰かけています。そこに本当に長蛇の列ができるのですが、一般の人に混ざって、僧侶や牧師さんなどもその列に並んでいました。やがて一人ずつ呼ばれて椅子に腰かけているアマチの前へ進むとアマチは1~2分間すべての人を抱きしめてくれます。”ダルシャン”と言われるこの抱擁は本当に気持ちが良くて、自分の体の中にある邪気やネガティブなものがすべてアマチに吸い取られていくように感じました。このダルシャンを受けるために、この体育館で5~6時間以上も順番を待って並ぶのです。当時の私はアマチが日本に訪れるたびに、ダルシャンを受けるために会いに行きました。

 

そのときも感じました。ステージにいる弟子たちの中で、今まで能力を感じなかった人が、いきなり能力が開花して強いパワーを持っているのです。昨年はまったく能力を感じなかった人がです。

 

私がお会いする人たちもそうですが、皆さん、特に修行をしたとか、間口を広げるために努力をしたわけではないのです。ただ、能力のある人と一定の時間を何度か過ごしているだけです。

 

私はよく霊的な間口の大きさを”渦潮の渦”にたとえます。大きな渦と小さな渦が接近すると小さな渦は自然と大きな渦に飲み込まれます。そこで一種のパワー循環のようなものが行われることで、小さな渦は広がっていくのではないかと考えています。

 

間口が広くなることで霊障を受けるというディメリットもありますが、未来を感じ取れたり、人の本音が伝わってくるなどメリットもあります。私も自分の意志で間口が広くなったわけではありませんが、こうなった以上は良い面を生かして、幸せな人生を歩むことに役立てれば良いと思っています。