ここのところ延長期間を入れて11日間も浄霊を行ったり、お住まいの近くの神社から強く悪影響を受けている方がいるため、夜中でも念を飛ばしたり、パワーを送ったりマントラを唱えています。神社仏閣は良いところと悪いところが非常にはっきりしています。僧侶や神職がきちんとしたお勤めをしている神社仏閣は空気が凛として澄んでいます。中に入った瞬間に自然と背筋が伸びて清々しい気持ちになります。
逆にお勤めをしていないところや放りっぱなしにしているようなところは悪いものがどんどん棲みついて、心霊スポットよりもはるかに危ない場所になっています。また、今はきちんとした活動をしている神社でも、過去に呪詛などを行っていたようなところは、そのころの悪念や因縁が渦巻いていてやはり危険な場所になっています。それは何百年という時間が経ってもその土地にしみ込んでいて容易に抜けることはありません。
私のやっていることは、霊の悪影響を受けている方を霊障から守るための行動ですが、それは不浄霊からすれば”敵対行為”をしていることになります。したがって念を送っている最中はもちろんのこと、明るくなって眠りについても、悪夢のような形で私を攻撃してきます。
私はマンションの高層階に住んでいますので、ベランダ以外の窓の外に人が立つことはありません。しかし、眠ってしばらくすると、昔の戦闘服を着た兵隊が窓の外からこちらを睨みつけています。そして背中に背負っているカバンの中からハンマーを取り出して、私の部屋の窓のカギの部分を外から叩き割ろうとしています。このままでは窓を割られて部屋に入られてしまいます。私はあわてて飛び起きて、金属バットを手に取って、侵入しようとしている兵隊を部屋の中から叩いて、外へ転落させようとします。そんな攻防を必死で行ったあと、兵隊は室内に入り込み、私にハンマーを振りかざしました。私はとっさに身をかわしましたが、背中を叩かれて床に倒れ込みました。
そこで嫌な汗をたくさんかいて目が覚めました。そしてなぜか背中がとても痛み、鏡で見ると赤黒い痣が背中に残っていました。
普段、私の前に現れる霊は、突然、私の目の前に死んだ時の状態でサッと出てくることが多いのです。遠くからこちらを睨みながら、手足を一切動かさずに、グググッと急速に近づいてくることもあります。
ただ、毎晩、不浄霊と闘っているような状態のときは、もっと強く敵意をむき出して私を攻撃してきます。私が起きていても寝ていても攻撃の手は緩めません。(2)へ続く