先日、テレビ番組で紹介された心霊写真が合成されたものではないかと話題になりました。私は現場を見ていませんのでことの真偽はわかりません。ただ、本当にやっていたとすれば、それは非常にまずいことです。テレビ放送のモラルとしてまずいというよりも霊的な問題として、とても危険なことなのです。

 

霊は死んで肉体はありませんが、それ以外は生きている人間と何ら変わりません。感情もあります。多くの場合、不浄霊は深い悲しみや怒りによってあの世へ上がることができない状態になっていますから、生きているより人間よりも、むしろ繊細で過敏になっています。

 

人間が誰かにバカにされたり、からかわれたら怒りを表すのと同じように、不浄霊にも感情がありますから怒ることももちろんあります。ただ、霊の問題の根本はいつもお伝えしている通り”波長”になります。不浄霊と自分の波長が合えば、怒りは自分に伝わり、その影響は心身に出ます。一周の判断を間違えて事故を起こしたり、何かのトラブルに巻き込まれることもあります。体調が悪くなることもあります。ただし、波長が合わなければ、霊の怒りも悪影響も自分には伝わりませんから、何ら影響は出ません。そのことに甘えて油断することが危ないのです。

 

この時期になるとキャンプや合宿などでよく肝試しをします。これも同じことです。深い悲しみや強い怒りを抱えて現世に執着している霊がこの世にはいます。多くの人にはその姿が見えませんが、霊は不思議な音をたてたり、怪現象を起こしたりしながら、自分の存在を主張しているのです。その声にならないサインを見逃さないでください。

 

鳥肌が立ったり、嫌な予感がしたり、体が震えたりすることは、目には見えませんし、音もしませんし、頭でも理解していませんが、心と体はすでに霊の存在を察知している証拠なのです。不浄霊と波長が合わなければ良いのですが、もし合ってしまったらどうなるのか。

 

心霊スポット巡りや肝試しを行った後に、事故に遭ったとか、体調を崩したと言った話が、どれだけたくさんあるのか、それは皆さんもよくご存じのことだと思います。それでも皆さんは肝試しを行いますか?危ないところへ面白半分で出かけると取り返しのつかないことになります。十分に気を付けてください。