私はパワーストーンをさまざまな用途で利用しています。たとえば何かの願いを叶えようとするとき、私はパワーストーンにその願いが叶っている未来を念じ込みます。石の波動が持ち主の波長と合っていると、パワーストーンに込めたイメージは持ち主の意識の深いところに浸透していきます。

 

たとえばアスリートが試合の前にイメージトレーニングを行います。これは言うまでもなく、実際に効果があるから、トレーニングの一環として行っているわけです。ただ、イメージトレーニングは簡単ではありません。たとえば私が陸上男子100メートル競走に出走するとします。私の持ちタイムは11秒0です。一緒に走るメンバーの中には10秒5のタイムの人や10秒2で走る人もいたとします。その中で私が先頭でゴールを駆け抜けるイメージを作り上げようとしても、意識の底では「彼らより速く走れるはずがない」と、逆の言葉がリピートされてしまいます。その結果、私は彼らより後ろでゴールすることになります。

 

願いの内容にもよりますが、大きな願いを叶えようと思えば思うほど、いわゆる潜在意識にはそれを否定する言葉しか届かなくなります。良いイメージを潜在意識に刻み込むことは、良い未来を作ることにつながります。それが分かっていてもイメージトレーニングは簡単にはできません。

 

私がパワーストーンにしていることは、ある意味イメージトレーニングをしていることと同じです。パワーストーンに込めた良いイメージが持ち主の潜在意識に浸透すれば、良い未来を作ることに直結します。それは人間がしている選択・判断・行動のうち、無意識に(=何気なく)選んでいるものは、潜在意識に浸透しているイメージを現実化する方向で決められていくからです。

 

しかも日常的に行っている選択・判断・行動のうち、意識的に行う選択よりも、無意識に行う選択の方が、はるかに数は多くなります。ですからこの無意識の選択を改善することによって、願った未来が現実化されていくわけです。

 

他にもパワーストーンは有効です。まず、水晶であれ、アメジストであれ、パワーストーンにはそれ自体に霊体や念など霊的なものに対抗する力が備わっています。ですから太古の昔からパワーストーンはさまざまな儀式で使われてきたわけです。(2)へ続く