私からパワーストーンを購入した方には、定期的にパワーストーンを浄化するようにお願いしています。持ち主の波長に石の波動が合っていると、パワーストーンは持ち主の願いを叶えたり、霊や念など悪いものから持ち主を守ります。その過程でパワーストーンは消耗したり、持ち主に代わって悪影響をブロックするため、徐々に消耗していきます。したがってもし悪いものを取り込んでいればそれを消化し、消耗したパワーを再生産するために定期的に浄化(=メンテナンス)をすることが必要なのです。

 

浄化の方法は、さまざまにあります。天然塩を敷いたお皿の上に一晩寝かせる方や流水に2~3分間さらす方法、日光や月光に当てる方法、ホワイトセージの煙に当てる方法などです。興味のある方はネットで検索すればいろいろと出てきます。概ねどの方法も間違ってはいません。ただ、時々「これらの方法の中でどの方法が一番強力ですか」と尋ねらえます。それに対して私は毎回「日光に3~4時間当ててください。これが一番強力です」と答えています。

 

私は持ち主の波長に石の波動の合ったものを選んで渡しています。そうしなければどれだけ高価なパワーストーンを付けても効果はまったく伝わりません。私にはそれがはっきりとわかりますので、パワーストーンの状態も明確に感じ取れます。パワーストーンの浄化方法も有効と言われているものはすべて試しましたが、日光に当てたあとのパワーストーンは清々として力に溢れています。思わずうれしくて笑ってしまうほど、日光に当てたあとは元気になります。

 

最近、久しぶりに夜を徹して除霊を行うような状況になりました。夜8時ごろから除霊を開始したのですが、まったく祓えないどころか、私や助っ人の友人にも不浄霊が入ってしまい、本当に危ない状況になりました。しかもこれから時間は不浄霊の力が強まる深夜へ向かいます。非常に強く悪いものでしたので、私は浄霊の時に私の交代でマントラを唱えてくれている他の友人にも声をかけてさらに3人の力を借りて除霊を続行しました。それでも一向にこの不浄霊は祓えなかったのです。

 

ただ、諦めずに3人はマントラを交代で唱え続け、私に入っていたものが午前3時ごろから苦しみ始めました。そして友人に憑依した不浄霊も午前4時を過ぎてようやく抜け始めました。私が「よし、大丈夫だ」と確信した時、外はもう明るくなっていました。

 

私は一段落ついた後で友人たちと今回の除霊について話し合いました。相当にひどい不浄霊でしたがそれを結果的に祓うことができたのは、私たちの力や頑張りによるものだったのか、私は大いに疑問を持ったからです。なぜなら時間が4時を回ったころから、ずっと劣勢だった私たちが急に優勢になって不浄霊を祓ったのです。ある意味、終わりは拍子抜けするほど無抵抗でした。私は正直な気持ち「助かった」と思いましたし、ラッキーだとも感じました。

 

私は今、「除霊の完了を確信した時に外が明るくなっていた」と書きましたが、それは「外が明るくなったから除霊が終了できた」が正しいと感じたのです。漆黒の闇の中に幾筋の明かりが差し込んできたころ、確かに不浄霊の力は弱まったのです。そして夜が完全に開けた午前6時ごろには私たちは完全に不浄霊を祓って笑顔で会話をしていたのです。

 

すべての生命の源は言うまでもなく太陽です。その太陽の力は邪悪なものたちを駆逐して生命にエネルギーを与えてくれる偉大なものであると改めて感じさせられました。