霊というものは普通の人には見ることができません。しかも物体ではないので重さもありません。その存在を感じるということは、とても曖昧で不明瞭と思われるかもしれません。確かに感覚的な世界であることは間違いありませんが、その実態は大変強烈で明確なものなのです。
たとえば霊に憑かれている方と電話で話します。するとビリビリという雑音が入ったり、電話が混線したり、嫌な匂いがしてきたりします。また、私と電話中に経験された方も何人もいますが、たびたび電話が切れて会話ができなくなることもあります。こういったことはまったく曖昧ではなく明確な出来事です。ですから霊の影響を受けている方に、はっきりとそのことを伝えることができるのです。
私自身に霊が近づいてくるときは、一番多いのはひどいめまいのように、頭がクラクラして立っていられない状態になります。次は後頭部や頭頂部の頭痛です。体の一部にひどいダメージを受けて亡くなっている霊の場合、私の体のその箇所がひどく痛みます。汗が滝のように流れたり、震えやしびれが出ることもあります。
私は霊的な間口が広いので、普通の人よりも数多くの不浄霊とつながることができます。それと同時に、私の体に出る反応も普通の人よりもかなり敏感で強く出ます。
今も右手の薬指と親指を中心に、右手の人差し指、左手の人差し指と中指も関節が正常に曲がらない状態が続いています。かなり強い痛みもありますが、これはもう1年半も続いています。霊の影響に起因したものですので、整形外科や鍼灸・カイロ等へ行ってもまったく改善されません。
若い頃にはもっと強く反応してしまい、意識を失ったことも何度もあります。それでも最近はそこまでひどくは出なくなりました。それは人間には免疫力があり、耐性がついてきます。それは肉体に限ったことではなく、”霊的な身体”についても言えることです。
したがって何度も何度も霊障を受けながらも、私の”霊的な身体”はそのたびに強くなってきているからです。