前回のブログで、霊は暗くて湿っぽいところが好きだと書きました。つまり、運気を上げるためには家の中をその逆の状態にするべきだと。
湿っぽいところと言えば、そもそも霊は水が好きです。川であれ、池であれ、海であれ、霊は水を好みます。したがって私は水のある所は非常に警戒します。それは私のイメージの問題ではなく、実際に小さい時から何度も水のあるところで危うい目に遭ってきたからです。
人は水のあるところで溺れることがあります。そして時には溺れて命を落とします。水泳が得意で屈強な男性が溺れて亡くなることがあります。周りの人がどうして溺れたのか首をかしげるようなケースです。
私の感覚では、こういった状況のうちの半分ぐらいは霊的なものが絡んでいます。私は実際に海や湖沼で足をつかまれて底の方へ引っ張り込まれたことが何度もあります。一瞬、海藻が足に絡みついたのかと思いましたが、見ると海藻が体に絡みついている人間(霊)が私の足をつかんでいました。
私がとっさにマントラを唱えたり、印を結んだりしてこの霊を振り払って陸に上がると、私の足首に手でつかまれた跡がくっきりと残っていました。
私は霊的な間口がとても広いので、そこで溺れて亡くなった霊は私と同調できます。そして私を道ずれにしたくて足を引っ張るのです。そこで運悪く亡くなっても、ご遺体が見つけられてしっかりと葬儀や納骨が行われていれば、その魂は供養されてあの世へ上がります。
ただ、亡くなった後、ご遺体が発見されず、葬儀も行われない状態では、魂はあの世へ上がることはできません。暗い海の底にずっととどまったまま、ときどき同調できる人間を見つけては、寂しさから海に引きずり込んで仲間にしようとします。
ですから私は風景としての海や川や湖沼は大好きですが、今でも水に近づきません。そこから手が伸びてくるような気がしてならないからです。