前回、呪詛と呪詛返しについて書きましたが、私のホームページにそのことで質問が来ました。
「エンジンブロックが壊れるほどの力が加わったときの状況をもう少し詳しく知りたい」と。
したがいまして今回はそのことについてもう少し詳しくお答えします。呪詛返しの作業中は、私に強い攻撃が加えられますので、魔法陣のような自分を守る安全地帯が必要です。私は自分の車を霊的な意味でガチガチに守って安全地帯にしています。ただ、それは正確に言うと、車全体ではなく、車の車内(=キャビン)の中だけです。エンジンルームやトランクまで守ることは車の形状から言ってできません。
まず、呪詛返しのマントラを車内で唱え始めると、私の耳には叫び声や阿鼻叫喚の声が聞こえてきます。その声に混じってしっかりとした言葉で私を脅したり攻撃してきたりします。この状況は厳密には毎回のケースで異なりますが、多くの場合でお話しします。
私はそういった示威行為は一切無視して、手は印を結びながら呪詛返しのマントラを車内で一心不乱に唱え続けます。呪詛のパワーはそれをどれだけ私にぶつけてきても、それは一種の幻のようなもので、車内にいる私を傷つけることはできません。すると突然車が大きく揺れ出して、カーオーディオやカーラジオが突然鳴り出したり止まったりします。室内灯がついたり、ワイパーが動き出すこともあります。時には車を揺らしている人の顔が何十人も出てきて、憎悪の視線で睨みつけてきます。車は完全に取り囲まれています。
そんな状態が何分か続いたあと、やっと嵐が去ったように静まり返ります。呪詛返しの結界がしっかりと張られた瞬間です。
静かになってから外に出て車をみるとフロントガラスや窓ガラスの外に、数多くの手形がついていたり、ボディーの一部が人の手の形にへこんでいたこともありました。エンジンが壊れるほどの状況は一度だけですが、毎回、程度の差こそあれ、それだけ強い力で私に攻撃してきます。その時にもし車の外に出ていたら、間違いなく私自身が命を奪われかねないところまで、一瞬にして追い込まれたはずです。