
夜のピクニック 恩田陸
この物語はとある学校(北高)で起きます。北高にはとある不思議な行事があります。
第三者からするとくだらね何やってるんだと言いたくなります。
しかし生徒は口々にこう口にします。『歩行祭楽しみだね。頑張ろ』
歩行祭…
高校生活最後を飾るビッグイベント
全国生徒が朝8時から翌日の朝8時まで80キロを走る。
そんな甲田貴子は、ある願いを抱いて歩行祭に望む。
同じクラスにいるけど一度も話したことのないアイツと話すこと。
三年間 誰にも言えなかった秘密を清算するために。
主人公の甲田貴子と西脇融は、父親が一緒の異母兄弟であるが、周囲に公言していない。
父親のお葬式の時の融のこちらを睨みつける表情が忘れられず貴子は、融への接し方に困る。
一方で融は、貴子とはせっさない方が母親のためにもいいと自分に言い聞かせている。しかし貴子のことが気掛かりで苛立ちを覚える。
それぞれの気持ちを抱いて望んだ歩行祭。
さてどんな展開が待ち構えているのだろう。
文章が非常に読みやすい。
一文が短いからすらすらぺらぺらページをめくることができます

しっとりと深夜眠れない日に読むのがオススメです。