薄らぐにほんの原風景
町は外来種や園芸種の花や木ばかり
色鮮やかに浮いている
にほんの空気にはどこか浮いているいまなら萩や菊
ススキにコスモス
柿がところせましと実る様は
いつしか見あたらなくなった
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都会からはずれた田園地帯へ
四季の森公園
すばらしいところだった
知らない見たことのない
木々や草花
鉢植えをのぞいては
むかしからのにほんのもの
手入れは最低限で
自然のまま
アシが広がる湿原は
むかしを彷彿とさせた
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221011/19/marryipu/9a/e7/j/o1080081015187044071.jpg?caw=800)
紫色の釣船草
花のわきにはふくらんだサヤは
ふれたらパチっと弾けとぶ
そうやって道脇いっぱいに
ひろがりふえて
この季節の華となる
野草の花
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221011/19/marryipu/1a/e0/j/o1080081015187044073.jpg?caw=800)
縄文人の主食
またイノシシや小動物の餌
生きとし生けるものの糧がある
人と共に生きた自然が
ここには残ってる
水を感じるこの森は
心にも潤いをあたえた