いつも、思うことだけど、
ぼくを、
待ってるとき、
他の男に
笑いかけるのは
よしてくれ。
もうひとつ、
僕を待つ間、
泣くのも、
だめだ。
なぜなら、
僕に、向ける笑顔が、
作られたものになるのは、
耐えられないから、、、。
なぜなら、
君は泣くと、決まって、
爪を噛む。
爪の先端が、
はなれていても、
君を傷つけるのが見えて、
耐えられないから、、、。
たとえ、月が落ちてきても、
必ずたどり着く、僕を
君は、よく、知ってるだろ？
だから、僕を待つのなら、
泣かないで、、、。
君の涙の、あのときの
ひとしずくが、
僕に、落ちてきたとき、
君からもう、
はなれられなくなっていた。
でも、恋ともちがう、
感情が、僕に、
生まれてきている。
やっと、忘れられたと
思って、何度も、
君の涙を、
雨で流そうとしてみたけど、
僕には、できなかった。
せめて、君の涙が、
あたたかいものなら、
よかったのに、、、、。
この胸に、
落ちてくる、
君の涙の、冷たさが、
僕を
不安にさせる。
君の涙が、雨ほどの
あたたかさに、満ちていたなら、
僕は、永遠に、
君のものに、
なっていたのに、、、。
僕は、いまだに、
橋をわたれないでいる。
手に届く、
君を前にして、、、、。
作 midori
写真は、お借りしました。