昨日の、
別れの言葉を
はっきりと覚えている僕は
心のなかは、
きみの笑顔さえ
思い出せないほどに
まるでどこかに
閉じこめられたみたいで、
暗闇しか、見えない。
横たわることしか、
思い付かないぼくに、
君が残したのは
悲しみを潤す
なみだ、、、
だが、すぐに
そのなみだも
涸れていく、、、。
君のいない空から
雨が降ってきた。
遠くに見える海辺の
砂を蹴っていた君の足の白さが
暗闇のなかに
浮かんでくるのが見えて
美しい朝陽の明るさが
君にも注がれるように
渇れてしまった心で
君を思ってる。
君の世界に
たとえ今、僕がいなくても、
君はきっと、
再び僕と出会うだろう。
僕の歌が、
君をのせる舟を
曳いていくよ。
そのために僕は
歌い続けるだろう、、
美しい髪飾りをして
僕を慰めてくれた
夢のような君、、、、
僕の、、、、恋する人、、、、
作 midori
写真は、お借りしました。