入院13日目 家庭科のリハビリ | 洋服直し屋の日常

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自分でできる修理方法など書いています。

                    入院13日目 家庭科のリハビリ

(療法士)
「〇〇さん、家庭科のリハビリがあるんですよ。やってみますか?」

(私)
「へぇ~、私は理数系はXですが、家庭科なら任せてください、ミシンを踏むんでしょ?」

「はい、作ってほしいものがあるんです。腕をマヒさせてしまった患者さんの
うで吊り下げ補助具です。腕全体の疲労を軽減するサポーターです。
生地はさらしを使います」

「おう!サンプルがありますか?」
「はい、あります、S/M/Lがあります。マジックテープで患者さんの肩での調節が可能です」

「よっしゃ~~~!ぜひともやりたいです」

とゆーわけで、1時間のうちに2枚作った。

 

                                                

「さすがプロですね! 私たち療法士が作ると1日では完成できないです。

「私は明日の朝には退院ですよ。なんでもっと早くおっしゃらなかったんですか?
水臭いじゃないですか? 大勢の患者さんがいらした場合には、大量注文お受けしますよ」と
営業もかねてばっちり印象付けてきた」

退院して自宅に戻り、気がついたこと。

①    部屋のカーテンが古くさい。
②    窓ガラスも汚れで曇っている。
③    仕事場のフローリングも艶がない
④    店の前の道路もゴミだらけ。
⑤    生ごみもいっぱいで臭う。

しょーがないわね。朝7時に救急搬送依頼したんだもの。

朝の7時は「脳の障害にとって魔の時間」というらしい。
起床して、朝の活動を始めるころ、血圧がUPする。
血圧の急な上昇による、血管の詰まりが起こる→周囲の細胞が壊死する→
脳梗塞・脳血管破裂・クモ膜下出血  あああああ怖~い。

気を付けていても血管が破裂するときは、なんの前触れもなく破裂する。
事実私は、酒、たばこなし・食事はオーガニックの薬膳。運動習慣あり。
早寝早起き・塩分控えめ・これ以上何に気を付ければいいの?
ただし、私はのどの渇きをあまり感じられないタイプらしくて
水を頻繁に飲まなかった。原因があるとすれば、

水を飲まなかったという以外は思い当たるふしがない。          


来月辺り、脊柱管狭窄症の手術を控えている。
私は3か所の狭窄がある。これじゃ歩けないわけだ。筋力と骨密度低下の
副作用が影響している。

脳梗塞は退院してからがしんどい。 体の倦怠感がはんぱない。

そりゃそうだ、脳の血管が糞詰まりを起こしたんだもんね。

元の体に戻るのに、3~4年はかかりそうだ。

そんなことより、もっと貯金と貯筋しろってかい?

特発性大腿骨頭壊死症(指定難病71)の手術からまる2年経過したのに。
疼痛から解放の気配なし。さらに「脊柱管狭窄症手術」をしてさらに歩行困難になったら
どーすべえ?

車いすユーザーか? 右手が動けばよしとするか!
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