日常的に飲んでいる薬が

せん妄の原因になる。




「せん妄」とは脳が機能不全を起こした状態のこと。



「せん妄」を起こしているとき、

自分が異常な行動や体験をしていることに気づいていない。

そして、

日常的に飲んでいる薬が「せん妄」の原因になる。


薬の影響によって起こる「せん妄」を、

「薬剤性せん妄」という。


薬剤性せん妄のハイリスク薬として、

厚生労働省は令和3年に以下を挙げています。


*一般的な睡眠薬

*抗不安薬

*麻薬性鎮痛薬(オピオイド) 

*副腎皮質ステロイド

*抗ヒスタミン薬

*H2ブロッカー薬

*抗パーキンソン病薬

  

こうした薬を服薬中、あるいは突然中止した時に、

薬剤性せん妄は起こりやすい。


そして、

高齢者は若い人に比べて脳の働きが衰えてきているため、

薬剤性せん妄を起こしやすい。


ゆえに、

精神科医の和田秀樹氏はその著書

「薬害交通事故」で高齢者の暴走事故の原因に

服用している薬の影響が大きくあるのでは?!

と訴えてる。



わたしは、 

向精神薬を服薬中に「せん妄」に近い体験は

何度もしてます笑。


睡眠薬服薬者も寝てる間に変な行動をしていて、

挙句ろくに記憶がない、なんていう体験をしてる

人は多いようです。


車社会で「せん妄」ほど怖い副作用はない。


お恥ずかしい過去ですが、

わたしはデパスを飲んで運転して電信柱に車をぶつけました。

対物事故で済んだのは不幸中の幸いでした。



高齢者の事故は報道され若い人の事故は報道されない。


高齢者が交通事故を起こすとテレビでは大きく報道される。

現実は他人を巻き込む死亡事故を起こす確率は

高齢者より若者のほうが大きいのに。


テレビの報道番組が高齢者が交通事故を起こすと大きく報道するので、

我々は「高齢者の運転は危険だ」と思い込まされる。


これを和田秀樹氏は、

高齢者差別報道と呼んでます。



とにかくメディアは偏ってる。

スポンサーに忖度しなければメディアは経営が成り立たない。

そして

製薬会社はテレビの大スポンサー。



テレビは薬剤性せん妄について何故報道しないのか?

それはテレビがスポンサーである製薬会社に

忖度してるから。


薬害交通事故のことだけでなく、

著名人が事件を起こしたり自殺した時も、

服用してる薬が原因の一因かもしれないとは

テレビは報道しないのと同じですね。


過去には、

凄惨な事件においても当事者がベンゾジアゼピン系薬を

服薬中だったケースは多々ある。


我が子を殺害した事件もありましたが、

テレビの報道ではそのことは報道されない。



テレビ報道は本当に偏っている。


偏りが大きいと気づかない日本人も多く、

日々見ているテレビから大きな影響を受ける。


コロナ禍もそうでしたね。


多くの日本人がテレビ報道を見て異常に神経質に

ヒステリックになり、

今から思うと滑稽な事件が時々起きてましたねぇ。




話は変わりますが、

今、けっこうコロナ流行ってるようです。

でもテレビで大きく報道しないので、

コロナを怖がる人は激減しました。


いかに我々はテレビに大きな影響を受けているのか、

コロナはそれを明らかにしてくれました。






睡眠薬も夜寝る前に飲むので、

起床時には薬の影響はない、という建前ですが、

それも個人差が大きい。


薬に弱い体質の人や若くなく脳の機能が衰えた人は、

朝もまだ薬の影響を受けてボーッとしてることもある。


そんな状態で車を運転するのはとても危険。



ちなみに、

わたしは向精神薬を服用中、

多剤大量処方で過鎮静の時は1日の大半を

ウツラウツラ寝てました。


薬をある程度減らした時も、

朝は早起きはできず、

早くても8時とか9時。

10時過ぎまでベッドでダラダラしてるなんて普通でした。


今から思うと薬が効きすぎてたんですね。

サイレースを4,5錠飲んでましたから😱


今は、

異常に早起きです😅

早起きは三文の徳と言いますが、

本当にその通りだと思います。


一通り家事しても朝のまだ9時前だったりして、

1日を有意義に使えますからねぇ。


しかし最近は朝方5時前に寝覚めるんです。

正直勘弁して欲しいわぁ。