心の病気はどう治す?


筆者は佐藤光展氏。



第1章は、

依存症!!

「人は生きるために依存する」



もちろん、

依存症のスーパードクターは松本俊彦氏。


松本俊彦氏はナルシストが強烈な印象なので、

あまり好きではなかったのですが、

この本を読んでみると、


「あら、案外といいお医者さんなのかもしれない」

思うようになっちゃいました😅



いずれにしろ、

依存症患者の治療に情熱と熱意をもってはいるお方

なのでしょう。


「寄らば大樹の陰」的なことがお嫌いな方なので、

精神医療に対しても、

なかなか痛烈な発言もしてます。


自分含め精神科医のことを

「白衣を着た売人」という揶揄する強烈な言葉を放ちました。


特に、

睡眠薬や抗不安薬ベンゾジアゼピン系薬を

「ずっと飲んでいても大丈夫」

「昔の睡眠薬と違って依存性はない」

などと、

平気でウソをついて漫然処方してきた同胞の医師を

批判してます。


ベンゾの漫然処方の結果、

薬酔い状態となり自傷行為や自殺行為に走ったり、

過量服薬に至って緊急搬送される人が続出しました。


このような人たちは、

不適切な投薬の被害者なのに、

もれなく「境界性人格障害」とされました。


減薬断薬時に現れる離脱症状も

「元からあった症状」とされ、

切り捨てられる患者も目立ちました。



ちなみに、

私もデパスを飲み始めてから、

感情がコントロールできなくなり、

何度かリストカットしてしまった黒歴史があります。


向精神薬を服薬中だけです、

リストカットしてしまったのは。


自傷行為や自殺未遂してしまうリスクが高まる薬って

不思議です。

そんな薬、他にないですよ。

(違法薬物除く)



依存症患者に愛を持ってらっしゃる松本医師ですが、

「ベンゾ依存患者」は嫌いと言ってましたね😅


わかるような気がします。


ベンゾの減薬断薬を「便所掃除」と表現して

顰蹙をかいました😅



人はもちろん何かしらに依存してるのですが、

「依存症」はそれが病的なレベルになります。



向精神薬を断薬しても、

何かに病的に依存してるようでは、

その人の精神問題は根本的に解決してないのかもしれない。


異常なレベルで、

サプリメント

食事

スピリッチュアル

カウンセラーや他人に依存

宗教


に、

断薬できても依存してる人は時々います。



私は何に依存してるのかしら?

男に依存してみたいな💕






この写真、ナイスですね。