下書き保存したままの記事なので、

季節外れの牡丹の写真になります。



フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」

と称され、

自己啓発のメンターたちに多大な影響を与えた

アルフレッド・アドラーの思想を一冊に凝縮した本。


悩みを消し去り、幸福に生きるための具体的な

「処方箋」が、この本にはすべて書かれている!!


という一冊になります。



過去に読んだのですが、

改めてまた読み直してみました。



あなたの不幸は、

あなた自身が「選んだ」もの。



なかなかショッキングな一文に感じる人もいるかも

しれません。



いまのあなたが不幸なのは自らの手で

「不幸であること」を選んだから。

不幸の星の下に生まれたからではありません。


実は、

同じような内容は古代ギリシア哲学時代から

言われてることらしいです。



うまく説明するの難しいのですが、

我々を苦しめるのは「客観的な事実」ではなく、

「主観的な解釈」


そして「主観」は自分の手で選択可能だということ。


「夜と霧」の作者であり精神科医の

ヴィクトール・フランクルも似たようなこと主張してましたねぇ。


フランクルはどう考えても不幸悲惨の象徴のようなナチス収容所の経験者です。


収容所の中にいても、

美しい空や雲や自然に感動して幸せを感じる者がいたと

言ってます。


つまり、

同じことを体験しても

「不幸だ、不幸だ」としか感じれない人と、

わずかな幸せを見つけて感じる才能がある人もいるということ。


そして、

後者の方が過酷な健康状態の中でも生き残る率が

高かったらしいです。


よく、

体の病気の闘病においても明るく前向きな人の方が

予後良好なことが多いというのは有名な話です。





牡丹の花





わたしも自分の人生を振り返り、

「運気が悪かった、不幸?だった」と思える期間を

よくよく考える時が時々あります。


精神医療が杜撰すぎる。

精神科医が酷い。

向精神薬が病気を治すどころか害の大きい薬。


どれも事実ではあるとは思ってますが、

その事実は、

おそらく過去も今も未来もたいして変わらない。



自分の不幸を、

「日本の社会が悪いから」と社会のせいにしても、

何も変わらないし自分の未来にプラスにもならない。


社会なんて一個人に変えようがないですから(笑)。




なぜ、

自分は精神科、心療内科という扉を叩いて、

自らの意思でそこに赴いたのか?!


そこに至る過程は、

自分自身で選んだことの連続が繋がり至ったわけで、

自分が未熟だったなぁと改めて思う次第です。


これから未来を担ってく若者や子供には、

不用意に向精神薬を飲まさない社会であっては欲しいと思って発信も続けてますが、

現実の社会は子供にもドンドン向精神薬を盛る社会

になってます。


この流れは変わらないだろうし、

ますます悪化すらしてくと思います。



これまた何か大きな人類の歴史の流れなんでしょうね。



医療や医師が処方する薬や治療を疑わず信じるのは当たり前だ!

それができなかった自分には一切の責任はないという人もいますが、


それでも知ってる人は案外といるもんです。


わたしの周りにも精神科は怖い、

精神科の出す薬は怖いと、

詳しい知識はなくても知ってる人はいます。


いくら寝れなくても睡眠薬は怖いから飲まないという

人も案外と多い。



わたしも、

今後、癌になったりしたら、

もちろん医療を拒否などしませんが、

自分でもよく調べて納得いく治療を選びます。

ふらっと行った病院の医師に言われるままの医療は

受けない。


そして、

何よりも信頼できる主治医を探すことに労力を使いたいと思います。