先日友人と草津温泉に泊まりで行ってきました。




草津温泉まで我が家から渋滞しなければ3時間半ほどで

到着する。

宿のチェックインは14時以降。


それまでどうするかプランニングしてましたが、

どうもお天気も良くなく観光もイマイチ。


なので、

まずは万座温泉目指して万座の最高の温泉で

日帰り入浴を楽しむプランにしました。


日帰り入浴の場所に選んだのは「日新館」。




ところで、

私、以前に万座温泉に来てるんです。


抗うつ薬SSRIのアクチベーションで自殺未遂を繰り返し、精神科閉鎖病棟に1ヶ月半入院。

入院したのが真夏の8月後半。

退院したのが10月中旬。


当時は詳細は理解できませんでしたが、

抗うつ薬SSRI、ジェィゾロフトを入院中減薬断薬しました。


抗うつ薬が原因で衝動的になり死にたくなってたわけですから、

当然その原因の薬を除けば、

衝動性もなくなるし自殺衝動もなくなるわけです。


入院して10日間もかからず、

わたしから衝動性は消え大人しくなりました笑。

(ちなみに、わたしは超模範的な囚人、あ、

入院患者となってました)



わたし含め家族も皆、

入院治療して効果があった。

良くなったと喜んだものです。


ホラー映画にある恐怖の前の静けさ、て感じですかね)



実際、退院後は小康状態が続きました。


わたしもこれが「寛解というものなのね」と、

愚かにも喜んでたものです。



そんな短い小康状態の時に、

11月頃でしょうか?

夫が「快気祝い」として万座温泉に連れてってくれたのです。


新宿から出てる万座温泉日新館行きのバスで行きました。


今から思うと

「快気祝い」てのが、

ちゃんちゃらおかしいんですけどね。



抗うつ薬SSRIを抜いて良くなったかのように見えた

私ですが、

睡眠薬やらベンゾは山盛り処方。

抜いた抗うつ薬の代わりに抗精神薬が追加されてました。



そうよねぇ、


単に抗うつ薬SSRIを減断薬したら離脱症状が出ますから、

さらなる鎮静麻酔効果の強いメジャーを盛るんですよ!


精神科医の奴らは!!



それを持って西洋医学、治療と抜かすような奴らなんです!


(あら、私としたことが汚いお言葉を使ってしまい申し訳ございません)



ところで、

この「快気祝いの万座温泉旅行」。


ほとんどわたしの記憶にないんです。



記憶に残ってるのは、

なんだか体がしんどくてしんどくて、

家から新宿までの移動が辛かったこと。

ホテルフロントロビーにある椅子に座り、

しんどいしんどいと帰りのバスをひたすら待ってたこと。


それだけです。


なので妙にフロントロビーの光景だけは脳に焼きついている。




今回、

友人と万座温泉日新館に行きましたが、

心の中で

「快気祝いで行ったホテルではないだろうか?」

という、

わずかな疑惑を抱きながら行ったわけです。




ホテルの外観は全く記憶なし!

しかし!フロントに入った時確信しました。


「やっぱりビンゴ!!」と。



それにしても、

肝心な温泉ですが全く入った記憶なし。


日新館は宿から外を80mほど歩いたところに離れの素晴らしい露天風呂があるんですが、

これまた全く記憶なし。


帰宅して夫に

「私は具合悪くて露天風呂に入らなかったのかな?」と

確認したところ、

入ったとのことです。


いやぁ、

向精神薬を飲んでた頃の記憶って見事にないんですね。


当時は、

ベンゾと抗精神薬が処方されてました。


エビリファイとかセロクエルとか色々😅


そりゃ、

身体もだるくてしんどいに決まってるわ



10月中旬に退院して小康状態に「寛解だ!」と喜び、

快気祝いとやらで温泉旅行にも行った。


しかし、

体にたまりつつあるメジャーの影響で年明けごろには

1日中布団で眠り続ける日々がやってくるのでした



記憶がないってことは、

向精神薬(主にメジャー)て海馬にも悪影響を与えるのね。


恐ろしや


ちなみに、

向精神薬を飲む前の記憶はとてもよくあります。


海外旅行含め国内旅行でも、

一緒に行った人から

「よくそんなに細かいこと覚えてるよね」と感心されるぐらい。




向精神薬を飲んで治療とやらをしてる期間って、

ずっーと最悪なわけじゃない。



変薬やら薬の量の調節で小康状態も訪れる。

でも、

絶対にこの手の薬を飲んでると悪化の波も訪れる。


なによりも脳を鎮静させてるので、

体は常に重く怠い。しんどいわけです。

バカみたいに疲れやすい。


つまり低いレベルでの波がある。



その低レベルの波の中で

「よくなっただの、寛解だの」と、

ぬか喜びするようなトラップが仕掛けられてるんですよ。


このトラップに気づくのに3年間半もかかったわけです。


まさに、

こんちくしょう!  です。



まぁ、

その長い年月のおかげで、

「こりゃ、完全に断薬しないとダメだ」

確信を抱けたわけですけどね。




この辺り、

悪い男に引っかかりダラダラと関係を続けるが、

「この男とは完全に縁を切らなければならない!」と

決心して実行するのに年月がかかるのと実に似ております。


そして、

そのような蜜や甘さも含んだ人の運気を下げるダメ男と別れるにも、

下手したら刺されて命を失うリスクもある。


この辺りも、

向精神薬の減薬断薬と誠に似てると思うのは、

私だけでしょうか?



でもね、

完全に別れないと幸せと健康は手に入らないわよ。




こんな素敵な露天風呂に入ったなら、

普通覚えてるのに、

全く記憶にございません。

約7年半前になるのかな?





ホテル外観も全く記憶にございません。



内湯も素晴らしい。

日新館ファンクラブのおばさまたちがいました。

群馬県高崎から来てるとのこと。

2ヶ月に1回、一年に6回来てるんですって!

毎回4日間ほど滞在して湯治するらしい。


このおばさんたちが喋る喋る!


草津温泉に泊まると言ったら

「草津の湯なんてダメよ!

 万座温泉が最高!

 万座温泉でもプリンスホテルはダメ!

 日新館が最高」


という語りを延々と聞かされ、のぼせてしまいました。






ギャギャ!!


このフロントロビーだけは記憶に焼きついてる。


この椅子に座り込み、

「しんどい、疲れた、早く帰りたい」

と、

帰りのバスを待ち続けてたわけです。


ちなみに、

宿泊したお部屋も、

食事したレストランも食事内容も全く記憶にございません。




あの頃、

抗うつ薬SSRIを抜いたので落ち着き小康状態になった私を、

自分含め夫も子供達も親も家族皆、

治りつつある!良くなったと喜んだものです。



ぬか喜びとは、まさにこのこと!



本物の地獄はこの後やってきます。


そりゃそうよ。


ベンゾ

メジャー

気分安定薬


と、

まだまだ向精神薬祭りは続くわけですから。








アーラ エライヤッチャエライヤッチャヨイ ヨイ ヨイ ヨイ

踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃそんそん



踊りで自然なナチュラルハイになるのはいいですが、

向精神薬でハイになるのはデンジャラス!


というか、

メジャーの場合ジストニアジスキネジアになって、

踊りどころか、

スタスタ歩けなくなりまっせ。