「双極性障害」が専門の精神科医、
加藤忠史の著書より引用してます。
「双極性障害」には遺伝子が関与することが研究で明らかになってる。
一方、
「うつ病」では遺伝子の関与が比較的小さく、
むしろ、
環境要因が関与することが研究でわかってるそうです。
そして、
「うつ病」は誰でもかかり得る病気であるという
認識が定着している。
精神病と遺伝子。
つまり遺伝。
「遺伝」に関しては日本人はタブー扱いする傾向が強い。
でも、
統合失調症や自閉症などの発達障害も遺伝が
関与するのは、
医師でなくても知ってる人は多い。
私も知り合いに、
男の子3人の子供が全員発達障害の人がいます。
3代にわたり統合失調症の家族がいる人もいる。
そもそも、
躁うつ病患者は統合失調症より患者数は少なく、
精神科医でも滅多に出会えない病気だったそうです。
それが、
双極性障害2型という病名を作り病人を大量に作り出した。
遺伝子が関与してる病気なので、
双極性障害と診断名ついてる人は、
自分の親族に同じ病気の人が複数いるのかどうか
もチェックポイントですね。
特に親や祖父母などの直系。
もちろん
遺伝は100%ではありません。
病気も含め、
身体、外見、性格、知能、全てにおいて実は遺伝子って
大きな影響を与えてる。
ただ、
「遺伝」が大きいとなると、
人間やる気を失ってしまうので、
あまり声を大にして世間的に言わないだけらしいです。
このジャンルの本を私は割と読んだのですが
「遺伝」の影響の大きさに驚きました。
両親が長身だと子供も背が高くなる傾向がある。
運動能力の長けた両親から生まれた子供は運動神経が
優れてる傾向がある。
美男美女の両親から産まれた子供はルックスが良い
傾向がある。
両親が音楽家の子供は音感に優れてる傾向がある。
この辺りは誰でも知ってる。
「良いこと」に関しては「遺伝だねぇ」と普通に
言えるけど、
病気やマイナスのことは「遺伝」はタブー扱い。
「言ってはいけない真実」という本に、
このあたりのことが興味深く書かれてました。
興味ある方はぜひ読んでみてください。
「運」まで遺伝する!!
ショッキングですね。