「精神科の薬がわかる本」より。



最後の章は「気分安定薬」についての説名。



「気分安定薬」という名称は絶妙ですよね。


まるでメンタルをリラックスさせる作用がある

軽いお薬的なイメージを与える。


「気分安定薬」とは双極性障害の治療に用いられる

薬剤です。


この「気分」が指すものは、

「躁」と「うつ」



それらの気分の振れ幅が大きくならないように安定化させる薬剤ということで、

気分安定薬と呼びます。


しかし、

双極性障害という病名がついてる人で、

気分安定薬のみの単剤処方で治療してる人って

少数派な気がします。


大体の人が、

抗精神薬(メジャートランキライザー)、

さらには睡眠薬等のベンゾ系薬剤など合わせて

服用してる人が多いのではないでしょうか。



「躁」が激しい場合はドーパミンが過剰とされ、

ドーパミン受容体遮断作用が強いメジャートランキライザーを処方される。



ところで、

この本によると、

過剰な興奮を引き起こす原因として次の4つで

説明している。


①興奮系神経であるグルタミン神経系の興奮

②抑制系神経であるGABA神経系を上回る興奮

③ノルアドレナリン神経系の過剰反応による興奮

④ドーパミン神経系機能亢進の制御不良



SNSではベンゾジアゼピン系薬剤が槍玉に上がることが多いですが、

服用していての有害さというか、

副作用の強さは抗精神薬や抗うつ薬、気分安定薬達の方が比べものにならないくらい強い。


悪性症候群で亡くなるケースは、

抗精神薬が犯人の場合が多いみたいですし。



私も抗精神薬オランザピンでは20kg以上太り、

鎮静されすぎて一日中ほとんど布団の中にいるような

廃人状態になりました。


グルタミン神経系反応の抑制とGABA神経系機能の

促進の作用、両方の機能をもつ薬剤、

ラモトリギン(ラミクタール)でも、

鎮静されすぎて覇気のない死んだような目のゾンビ人間になりました。


よく考えたら、

そもそも私は落ち込みやすい悩みやすいうつ気質は

あっても、

躁気質なんて皆無でした笑。

どちらかというと落ち着いてるタイプ。


なのに、

ドーパミン減らす作用のあるメジャーや、

グルタミン神経系抑制したり、

GABA神経系機能の促進する作用のある薬たちを

多剤大量処方されたら、


そりゃゾンビになるわ🧟‍♀️。



気分安定薬を飲み始めて、

1年もかからず減薬断薬を決意しました。


ベンゾ

抗うつ薬

抗精神薬

気分安定薬


一通り飲んだので迷いも吹っ切れました。


「これらの薬を飲んでたら自分は永遠にダメになる」

本能的に悟りました。



メジャートランキライザーでは、

遅発性ジスキネジアにもなりましたし、

下手したら薬剤性パーキンソン病状態になるとこでしたよ。


ヤバいヤバい。


しかも、

ラミクタール飲んでからは顔中に吹き出物が

できて酷い顔になりました。


この年でニキビ全開!って異常事態ですよ。


脂質異常も引き起こす薬なんですね。

恐ろしや。


断薬してから、

吹き出物なんて全くできません。




興奮してみたいわ、、、




それにしても、

断薬して離脱症状急性期間も乗り越え、

体の不調は年単位で残りましたし、

いまだに後遺症のようなものはあります。


しかし、

メンタル、精神の安定は断薬後1年少しで落ち着きました。


あまりにも、

逆に安定しすぎていて、

少し興奮したいくらいです。


もちろん、

嫌なことやストレスも定期的に起こります。



あぁー、ストレスで胃が痛い。


なんてのは当たり前にあります。

ちょっとブルーになったりもあります。


しかしそんなの人間なので当然レベル。


トータル的にはとてもメンタル安定していて、

こんなんでいいんだろうか?私。


とすら思うことあります。


ドラマティックな人生とは程遠い........


メイクドラマしたいわ。





うたた寝してるところを撮られた!!


いやぁ、

仕事で疲れて夕食後についついうたた寝してしまう。


でも、

うたた寝できるようになった!

喜ばしい。


そんなことできなかったので。

断薬して凄まじい反跳性不眠に苦しみました。


もう私は3,4時間しか寝れないショートスリーパーになったと諦めてました。


ここ数ヶ月間、

ナントやっとこさ4,5時間寝れるようになったんです。


断薬して「不眠」を克服したと実感できるようになるまで、

丸々4年間以上の月日がかかりました。