「うつ」に効果がある治療薬

(効果があるかは非常に疑問ですが)、


特にセロトニン神経系の機能低下の改善作用のある

薬剤で薬物療法を開始した場合に、

衝動性や攻撃性が生じる症候を、

アクティベーションシンドローム

(賦活症候群)といいます。



この症状の対象が内向きの(自身に向いた)時は

自殺を惹起し、

対象が外向きとなった場合は、攻撃性や易刺激性が

高まり行動破綻や他害行動がみられる。



この

アクチベーションシンドロームが、

「うつ」の薬物療法の最大の留意点である。


「精神科の薬がわかる本」に書かれてます。



この本、

2024年出版の最新版ですが、

抗うつ薬のアクチベーションについて記載があるのは、

とても良心的だと感じました。


なぜなら、

抗うつ薬のアクチベーションで他害、つまり犯罪や自殺が起きても、

医師が処方した薬の影響があるのではないか?

いう内容はほとんど報道もされないからです。




ところで、

先日、

合成麻薬LSDに似た成分が入った製品を摂取した人が、

マンションから飛び降りて死亡するケースが今年に入って2件相次いでたことが判明しました。



というニュースが流れました。



このニュースを聞いて、

つくづくとメディア報道の偏りに憤りを感じました。


違法薬物が原因ならすぐさま報道する。


しかし、

医師が処方した合法的な処方薬の場合は、

ほとんど取り上げられない。

まるでタブー扱いのよう。


合成麻薬(違法麻薬)なら報道して、

合法麻薬(処方麻薬、向精神薬)は報道しない。



今回は、

今年に入り2人の飛び降り自殺が相次いだとのことですが、

抗うつ薬やベンゾなどの向精神薬を服用していて

衝動性などが増し自殺した人の数は数えきれない。


何万人、下手したら何十万人という単位かもしれない。

(なにせ、抗うつ薬SSRIブームから30年以上の月日が流れてますから)



ここ数年間だけでも、

向精神薬を服用してた芸能人の自殺が相次ぎ報道されました。


まぁ、

タブー扱いなのも理解できますけどね。



メディアのスポンサーには大手製薬企業が存在するし、

医師が処方した薬が原因では!?

なんて報道したら、

厚生労働省やら医師会やらを敵に回しますからね。



つくづくと、

テレビの報道や新聞の記事なんて偏りだらけなんだと知ってしまったので、

何を信じたらいいのでしょう??



ところで、

話を元に戻しますが、

抗うつ薬でセロトニンを過剰にしてしまい起きる

アクチベーション。

賦活症候群。


酷い話ですが、

化学物質である薬の作用なのに、


元々貴方は「躁」の気質があったから、

「うつ病」ではなく「双極性障害2型」ですね、

病名を変えられてしまう。



まさに「責任転嫁」なんですが、

精神医療のインチキ性が如実に現れてる事例の

代表の一つだと思います。


というか、

ちゃんとそのことを医学的科学的に書かれた

本もありますね。

(洋書)




私も「アクチベーション」に苦しめられた1人です。


いやぁ、

これ、本当に死にますよ。


私も何度も飛び降りて死のうとして、

立体駐車場の屋上や高速道路の高架橋で佇んでました。

実家の2階から身を乗り出したこともあります。


もし、

実家や我が家が高層マンションだったら、

今頃あの世かもしれませんね。


ただ、

私は攻撃性がウチに向いた。

自分に向いて本当に良かったと思います。


外に向いて、

他人を攻撃してたりしたらと思うと、

ゾッとします。





そして、

このセロトニンを増やす?作用のある抗うつ薬。


正確には、

セロトニン受容体の蓋を塞ぐイメージ。

つまり、

シナプスにあるセロトニン受容体を塞ぐので、

自然なら吸収されてしまうセロトニンが吸収されないので、

セロトニンを増やしてますよ、という理屈になる。


ドーパミンやノルアドレナリンを増減させる

向精神薬も同じ原理ですね。



個人的に私は、

化学物質の向精神薬を飲んで、

己の脳のシナプスの受容体を弄り、

脳内神経伝達物質を増やしたり減らしたりしようとは

思いませんけどね。


そもそも、

向精神薬を処方され飲み始めた時は、

自分に処方された薬のそんな詳しい作用を調べなかった。


向精神薬という言葉すら知らなかった。


我ながら、

本当に本当に愚か者でした。