精神科の薬がわかる本


筆者は1967年生まれの精神科医、姫井昭男氏。



「精神科の薬がわかる本」第1版出版は2008年。


その後も定期的に出版、

今回は2024年2月出版の最新版第5版となります。


第5版出版によせて姫井昭男氏はこう述べてます。


「なぜその薬が効くのか(作用機序)を知ることで、

精神科の薬の誤用・乱用を防ぐ」


この本、

かなり本格的な内容です。

精神科初学者、精神科認定看護師、臨床医に向けての

内容です。



もちろん、

現役精神科医が現場の専門家に向けてのベーシックな

教科書になるよう書かれてるわけですから、

いわゆる「教科書的内容」となります。


それでも、

読んだ私の個人的感想としては、

副作用や問題点にもかなり説明してるし、

闇雲に「精神科のお薬万歳!!」みたいな

怪しい本ではございませんでした😆。



しかし、

やはり精神科、精神病ジャンルは土台というか、

基本が怪しい。



精神医療ビジネスの実態に気付いてる国民なんて僅か。



最近出版された米田倫康氏の

「精神医療ビジネスの闇」を読み始めましたが、

この本は本当にお勧めです。


義務教育の教科書にすべきレベル。



米田氏もこう言ってます。


一番厄介な問題は、

ほとんどの人が精神医療ビジネスの正体に気づいていない点である。


騙されているのは患者だけではない。

精神科とは縁がないように見える一般市民も政府もだまされている。



本当にコレですね。コレ!!




世界的に精神医療ビジネス色が強まったのは1980年代。


その震源地はアメリカ


本場アメリカでは、

乳幼児にまで精神障害と診断を下して向精神薬を飲ませるほどにまで社会全体に広がり、

明らかに一線を超えてしまいました。


その結果揺り戻しも激しくなっている


命や健康、公金を犠牲にして巨利をむさぼる精神医療ビジネスの正体に気づいた人々が内外から声を上げ、

大きなうねりとなってる。



一方で日本は米国流ビジネスモデルのみが輸入され、

その有害な影響への対抗手段はほとんど存在せず、

犠牲者は完全に見殺しにされている。


政府も責任をとって犠牲者を救済する動きを見せず、

警鐘を鳴らして国民を守るという視点もない。



日本人は平和ボケしてる大人しい国民なので、

アメリカのように声を上げて大きな動きを作ることも

できない。


もちろん、

揺り戻しのうねりなんてあり得ないんだろうな、、、



ほんと情けないですね。





あら、この本の紹介をするつもりがイントロだけで

終わってしまいました。


ところで、

向精神薬を服用中の人って、

本格的な薬理作用や作用機序を専門的に調べて

知ってるのかしら?


薬をもらう時につけてくれる簡単なお薬説明だけ?


私もしばらくはそうだったので偉そうなこと

言えませんが。



私は、

かなり詳しく薬理作用や作用機序を、

「今、私が飲んでる薬、やばくない?」と感じた時に調べました。



いやぁ、

作用機序や薬理作用、そして脳の勉強をして

知識を得れば得るほど恐怖を感じました。


ホラーなんていうレベルではありません。


無知って本当に罪なんだな、としみじみと実感しました。




まぁ、

しかし今や精神科患者600万人超え時代です。


20人に1人精神科に通院したことがある?

みたいな時代。

学校でいえば、

ひとクラスに1人か2人精神科患者。


そのくらいの

巨大な流行りの精神医療ビジネス。


平和ボケ日本人は騙されやすく、

アメリカの悲惨な状態を後追いしてる。


騙されても仕方ないわ。


平和ボケするような教育を小学校時代から

されてるんだもの。




猿(日本人)を「虚実の自由」という名の檻で、

我々が飼うのだ。


方法は、彼らに多少の贅沢さと便利さを与えるだけでいい。

そして、スポーツ、スクリーン、セックスを解放させる。

これで、

真実から目を背けさせることができる。

猿は我々の家畜だからだ。

家畜が主人である我々に貢献するのは当然のことである。


そのために、我々の財産である家畜の肉体は、

長寿にさせなければならない。

(化学物質などで)病気にさせて、

しかも生かし続けるのだ。

これによって、我々は収穫を得続けるであろう。

これは勝戦国の権限である。



by ハリー・S・トルーマン