「子どもの発達障害誤診の危機」

2割が誤診!?



著者は、

小児科医師・お茶の水女子大学名誉教授の榊原洋一。





子どもの「発達障害」の過剰診断や過剰検査に警鐘を鳴らしてます。


さらには誤診が多い。


そして「過剰治療」に対しても警鐘を鳴らしてます。



誤診・過剰診断があれば、

その診断のもとに治療が行われるわけで、

過剰治療になる。


榊原洋一医師がセカンドオピニオンで診た子どもの中には、


「コンサータ、リスパダール、エビリファイ」といった

3種類もの向精神薬が処方されてる子どもも多々いたそうです。


一応、

コンサータは注意欠陥多動性衝動の薬。

リスパダールとエビリファイは自閉症スペクトラム障害に使用される薬。


しかし、

現実には不要な薬が過剰投与されてる子どもが多いそうです。


コンサータ

リスパダール

エビリファイ


このての強い薬が子どもに処方されるって

ゾッとしますね。


私なんて、

エビリファイは2週間と飲めませんでした。

強烈なアカシジア出ました。

リスパダールでは何回か倒れました。



代謝の衰えたオバサンより、

若い子どもの方が飲めてしまうもんなのでしょうかね?



ちなみに、

発達障害と思われる症状を持つ子どもを持つ医師達は

どうしてるのでしょうね?


医師といってもピンキリですけど。


私は何人かの医師から、

医師は我が子には向精神薬は飲ませないと聞いたことは

あります。

患者には処方しても。



余談ですが、

私の学生時代から親しかった友人が、

3年ほど前に中学生ぐらいの我が子に確か

コンサータかストラテラを飲ませてると言ってました。


彼女は海外に住んでます。

海外の精神医療も下手したら日本より怖い。


お子さんをなぜ病院に連れて行ったかというと、


落ち着きがない。

宿題をしない。


そういった症状でした😱



親しい友人だったので、

コンサータもストラテラも覚醒剤のような作用だから、

子どもに飲ますのは慎重にした方がいいよ。

向精神薬って怖いよ。


とは伝えたんですが、

それ以上は言えませんでした。


結局は他人です。

友達でも他人の子どもの医療に過剰な口出しなんて

できません。


彼女、

それまでは家族や子どもの写真をSNSにあげたり、

家族写真の年賀状も送ってくれました。


しかし、

この数年間、全くそのような光景を目にしません。


怖くて私も連絡が取れない。


無事に順調ならいいんですが、

もしかしたらドツボにハマって悪化してるのでは?

心配です。



同様に、

やはり2年前くらいに同じフロアーで働いてた

女性の相談にのりました。


次男が16歳頃から不登校になり、

家の中で暴れるようになった。

病院に連れて行ったら統合失調症ということで服薬治療を始めた。


息子の体が勝手に動いたり、

服用前より悪化した。


彼女は内海聡の本を借りて読んだりしてたので、

なんとなく薬が悪さをしてるのではないか?

減薬した方がいいのではないか?

と 

悩んでました。


通院途中にこのまま車で川に飛び込み、

息子と死んだ方がいいのではないかと思う。

泣きながらいってました。


息子さんの症状を聞くと明らかに向精神薬の副作用が現れてました。


でも、

彼女の旦那さんは医師を信じ、精神医療を信じる

人でした。


医療や薬を疑うなんて、

とんでもない!みたいなことを言われたそうです。


結局、

地元の大学病院の精神科に診せれば良くなるに違いない。

と主張する夫の言う通り、

大学病院に転院したみたいです。


大学病院を神格化してる人達って案外と多いんですねぇ。


彼女とは時々偶然逢います。

もう何も私に言うことはない。


彼女も

「息子は精神障害者として生きていくことを受容してる、なので母親の自分も支えていく」


といった内容のことをいってました。



これは難しい問題なので安易に他人に勧められませんが、

私は

統合失調症と診断名がついたものの、

断薬して現在も普通に元気に暮らしてる人を

何人か知ってます。

そもそも過剰診断による誤診だったのかもしれません。


もちろん、

その人達は自分で精神医療では治らない、

悪化してると気づき、

自身の意思で減薬断薬した人達です。



中にはもちろん悪化する人もいるでしょう。

こればかりは、

自分の意思で判断して決断するしかない。


ただ、

若い時から長年向精神薬を服用してる人が、

冷静にそのあたりの情報を調べ仕入れ判断できるのか?

それでなくても、

向精神薬で脳が鎮静されてたりして頭脳明瞭状態とは程遠いわけです。


という問題はありますよね。


相当壁は高いんじゃないでしょうか?!



とにかく、

医療、治療により悪化するって酷い話です。


精神医療の場合はその薬の性質上、

廃人になったり死亡退院になるケースもごまんと

過去には存在したわけです。


かなりのダークヒストリーです。





なんか、自分ってこの医療を受けてるけど、

逆に悪化しるのでは?

全然意味ないのでは?

このままじゃ人生ヤバイ。


って、

本能的に気付けるか気付けないか、

運命の別れ道のような気もします。


またまた、

向精神薬の性質上、

減らしたり断薬するといったんは悪化することも多い。


その悪化を耐えて乗り切らないといけないけど、


ほら!

薬を減らしたから悪化したでしょ。

飲まないといけないんですよ。


みたいなことを医師から言われると騙されちゃいますよね。

周りの家族ですらそう思ったりしますから。



恐るべし蟻地獄。