児童相談所の怖い話

あなたの子どもを狩りに来る


筆者は内海聡氏



内海聡氏の本はかなり読んでます。

特に精神医療関係の本は、ほぼ読んでます。



内海聡氏の本により、

私は向精神薬がどういう作用の薬なのか、

精神医療、精神医学がどういうものなのか。

精神医学の歴史などを知るキッカケを与えてもらいました。



さらに海外の本を読んだり、

小倉謙氏や米田倫康氏の本を読んだり、

現役精神科医の井原裕氏の著書や増田さやか医師の

発信などから多角的に知識を得て、

向精神薬を断薬しなくては、

このまま病人のまま生涯を終えると確信できたので、

減薬断薬に踏み切ることができました。



なので、

個人的に内海聡氏は恩人と思ってます。

2年前に直接お会いすることができた時も感無量でした。


でも、

だからといって彼の主張や発信を全て正しいと信じてるわけではありません。


別に信者ではありませんから。



この児童相談所の本の内容は相当ショッキングなものです。


内海聡氏も

「その話」を最初に聞いたとき、信じることができなかった、

と言ってます。



児童相談所はその存続と予算獲得のため、一定数の児童を保護しなければならない。



本当に虐待を受けてる子供達の保護だけでは数が

足りないので、

保護すべき程度でない疑わしいような児童でも

勝手に連れ去り保護してしまう。


そして保護者にも会わさず、

何年間にもわたり施設に隔離してしまう。


つまりは、

親から子供を誘拐してしまう

というお話。


公的機関だから、そんなことするわけない。


とは、

私も単純に国を信じることはできません。



それは精神医療の問題を知り、

国も医療にも闇があること、

平気で人権を踏み躙ることも多々あると理解できてるからです。



児童相談所は保護した子どもの人数や仕事量に応じて

予算請求がなされる。

保護した子どもの数が前年を下まわれば予算を削られてしまう。


そこで、

安易に虐待と認定する子どもを増やし保護する子どもを増やす。


それはあり得るでしょうね。



ただ、

問題は多々あるのでしょうが、

子どもを保護して養育する公的機関が絶対必要なのも

確かです。


難しい問題ですね。



ところで、

恐ろしい事実なのですが、

児童相談所、養護施設と児童精神科医は深く密接な関係があります。



保護される子どもたちの多くは問題ある家庭や現状があるわけで、

心身ともに問題を抱えてることが多い。


幼い時に虐待や育児放棄をされるわけで、

健全なメンタルのわけない。


そこに児童精神科医が関わり向精神薬を処方する。


児童に対して、

リスパダール、パキシル、エビリファイ、コンサータ、ストラテラ、抗うつ薬、ベンゾ等の向精神薬の処方が行われてる。


そういう薬の投与により鎮静された子どもたち。


つまり、

「いい子🟰ロボット」に仕立て上げようとしてる。


児童相談所も、

精神医学、精神病院とかなり関係が深い。


児童精神医学においては、

子どもにおける精神的諸問題は、

ほぼ必ず周囲の問題ではなく子どもの精神的異常として処理される。


そして、そこには必ず向精神薬が付いて回る。


大人でさえ、

飲めば副作用として依存症、記憶や認知障害、

その他様々な苦痛をもたらす劇薬を容赦なく子どもに 投与する。



児童相談所の中に精神医学の観念は深く入り込んでる。



いやぁ、

この面だけでも

「児童相談所の怖い話」というタイトルそのままです。



この本では、

本当は虐待などしてないのに、

「虐待してる」と冤罪をかけられて子どもを児相に誘拐された案件が何件も紹介されてます。

(個人的には、うーん、限りなくグレーな親ばかり、とは思いましたけどね)


恐ろしいですね。


内海聡氏は、

児童相談所は本当に子どもを虐待してる親から子どもを守り、

彼らに自分の間違いに気づかせ、家族を再生させるための組織に児童相談所は生まれ変わらなければならない。


それなれないなら、児童相談所など潰したほうがマシである。


と主張してます。


まぁ、

言ってることはわかるのですが、

現実に児童相談所がなくなったら、

それこそ不幸な子供達が増えるだけですよね。



結局、

精神医療もそうですが、

なかなか良心的な理想的な場所ってのはないってことなんでしょうか??




児童をさらって、児童養護施設に入れて、薬を投与して、親に会わせない。



信じられないけど、

本当にこんなことが起こってるのでしょうか??


確かに、

児童相談所とネット検索すると、

子どもを連れ去られた、誘拐された、

返してもらえない、会わせてもらえない、

といった内容がヒットします。


裁判を起こしてる親もいます。


もちろん、

公的機関が相手ですから基本勝てません。

「虐待をした親」として、

真実でなくてもありとあらゆる嘘の事柄を事実として

作り上げられる。


それはあり得るだろうな、と思います。


薬害の裁判が勝てないのと同じです。



個人的には、

私の周りや、子供たちが通学してた小学校や中学校では、このような話は一切聞いたことありません。

市内に広げても、

そんな話ないんじゃないかな?


役人は善人ばかりじゃありません。もちろん。


でも、

個人的に知ってる児童福祉関係の人達は、

みなさん普通の良い人達で頑張ってるように

思うんですけどね。






「児童相談所は正しい」という誤った思い込み


確かに、

この手の誤った思い込みを持ってる国民の方が

大多数と思います。


公的機関は正しい。

国は正しい。

医療は正しい。

精神医療も西洋医学で現代医療で正しい。

教育は正しい。

学校の教師は正しい。



そんなわけないよね!


ただ、

まるっきり微塵も虐待というか、

子供を育ててる上で問題ないような家庭から

突然子どもを通学途中に連れ去り保護して、

親に会わせない。


なんてことはないとは思うのですが、、、、